今どうなってるの?!東大阪
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ホットなニュース2011年3月29日掲載




 
 3月11日(金)14時46分ごろ、東日本をマグニチュード9.0の巨大地震と大津波が襲いました。大阪では緊急援助隊・大阪府隊が編成されました。東大阪市消防局からは、人命救助のため、4次にわたりのべ32名が被災地に派遣されました。 当事者のなまなましい証言をもとに、その様子を伝えます。  
                                ※写真は東大阪市消防局の提供です。



      第1次出動(3月11日20時00分)&第2次出動(3月12日14時30分)
 被災、即出動!
  
 
東北地方太平洋沖地震に伴い、東大阪市消防局では、警防本部を立ち上げました。出動要請に応え、緊急援助隊・大阪府隊の一員として現地に向いました。震災の日の20時00分のことです。


 予防広報課篠原雪雄さん 第1次隊長の野村一教さん 予防広報課司令長の立花充司さん
            
          (あわ)ただしい出発


 派遣の様子や、現地の状況を消防局の方々に語ってもらいました。東大阪からの第一次出動隊は、消火部隊2隊、救助部隊1隊の3隊編成(消防車3台隊員14名)。隊長は野村一教
(かずのり)さん。総務課の担当者が機転で、コンビニで3食分を用意してくれたので助かったと振り返ります。本当に慌ただしい出発だったようです。
  30時間かけ現地へ(一次隊)

 
大阪府隊は、いったん万博公園駐車場に集結。100隊ほどを2グループに分割編成して出発しました。東大阪市の消防隊が参加するグループは、68隊編成だったそうです。道路を68台の消防車が連なって走る様は、壮観だったにちがいありません。


      東北の地図 & 大槌町周辺地図
 しかし、消防隊の人たちは、一刻も早くと念じながら、震災直後の混乱で、行き先が定まらない状態に焦りも感じていたといいます。
 
  徒歩で大槌(おおつち)町へ
 
 岩手県の現地に到着したのが次の日の真夜中。遠野から釜石の間は、大きな被害は感じられなかったようです。進出拠点は釜石におかれました。瓦礫で車では行けないため、徒歩で上閉伊郡(かみへいぐん)大槌町へ向いました。
              
 「ここで見た光景は、阪神淡路大震災とはまったくちがうものだった」と、当時も救援に駆けつけた野村さんは語ります。地震による倒壊の跡でなく、津波によって町が総なめにされ、瓦礫が波に打ち寄せられている状態でした。

 被災地はしんとして、人気が感じられません。
直前にここを脱出できた人と、不幸にして津波に流された人に分かれてしまったようです。偶然、現場に立ちすくむ被災者に出会い、感謝の言葉を言われたとき、
胸が痛んだそうです。
 
瓦礫(がれき)の中を
     手作業で


 広大な被災現場ですが、重機に頼ることができません。すべて手作業で捜索活動が進められました。瓦礫に向って声をかけながら、生存者がいそうなところを掘り返すことの繰りかえしでした。


第3次出動(3月13日14時30分)&第4次出動(3月15日15時00分)
 
  東大阪市の第一次出動隊の活動の間、大阪府隊として、1名の生存者を救出できました。しかし、80名ほどのご遺体を収容するという、かなしい作業となりました。語る隊員さんの表情から険しさが消えないのは、修羅場に慣れた隊員さんにとっても、そうとう過酷な現場であったことを物語ります。
 出動された隊員のみなさん、サポートされたみなさん、本当にお疲れさまでした。
           
           東大阪市消防局ホームページより、緊急消防支援隊の活動 ← クリック
           防災学習センターホームページ ← クリック


  稲葉にある東大阪市消防局 北から&南からみな
   取材を終えて
 

 
初期人命救助の厳しい任務を終えた消防局のみなさんに敬意を表します。現在は、東大阪市民の命と財産を守る任務についておられます。
 被災現場では今なお、避難場所や物資の不足が伝えられています。被災を免れた私たちが、どのように行動するのかが問われています。
 また、私たちの足元の防災についても改めて見直す機会ともしたいものです。その点で、消防局の防災学習センターは大いに活用できます。
              レポート:東野・楢
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