今どうなってるの?!東大阪
 東大阪市でおきている様々な事柄で、「どうなっているの?!」を独自に取材。
市政情報、地域の情報を皆様に提供している地域密着型情報配信サイトです。
トップページ ホットなニュース 知っ得 市内情報 ふるさと東大阪 鳩まめ瓦版(かわらばん) 動画ニュース
元気の素 オススメの店 おしゃべりコーナー 

ふるさと東大阪2010年11月30日掲載






 稲葉にある『大阪府立たまがわ高等支援学校』は、開校から5年目。旧玉川高校の跡地に設立されました。現在の生徒数は、1~2年は60数名、3年は50名近く。その教育方針は関心を呼び、昨年は天皇皇后両陛下のご訪問を受けるなど、大きな注目を集めています。
 5回目の学園祭『2010たまがわフェスティバル』でにぎわう同校を、鳩まめ倶楽部員二人が訪ね、その一日をみなさんにお伝えします。
  活気のある校内

 好天に恵まれた11月6日(土)。すでに校内は、案内の声や、売り子の声で、学園祭らしい雰囲気が満ちています。
 正面には、漫画のキャラクターたちが立ち並び、来校者を出迎えてくれました。

 見渡すと、あちこちに人だかりや行列ができています。

      漫画のキャラクター像
 ベンチに腰掛けている二人連れの女性に、フェスティバルの感想を聞きました。「年々盛大になってます」という返事がかえってきました。今日のお目当てをたずねると、ラーメンやアメリカンドッグを食べるつもりだとか。生徒が作った手作りのジャムや、味噌が美味しいと薦められました。どうやら、生徒たちが実習で作った食品を、この機会に販売しているようです。


            行列&行列の先頭では

   生徒自身の力で
 
 目の前の長い行列は、生徒が物品の販売をしているところといいます。生徒みずからの手で運営させるのが学校の方針で、参加者は時間がかかろうが協力的です。
行列の先頭では、たしかに生徒たちが一生懸命立ち働き、先生たちは見守る姿勢でした。


  元気な声で呼び込み 

 屋外には、子どもたちが遊べるコーナーや、野菜販売の店があり、生徒たちが呼び込みをやっています。元気で張りがあり、威勢のいい声です。
看板を前と後にふりわけて歩く宣伝マンも活躍していました。(懐かしいな!サンドイッチマンというんやけど、生徒たちや、若い先生方は知らんやろな・・・。)

          楽しむ子どもたち


             喫茶店にて

  喫茶店にびっくり!
 
 校舎に入っておどろきましたなんと、本物の喫茶店が開店していたのです。 中では、生徒たちが注文に応じて飲み物を提供していました。町の喫茶店と変わらない雰囲気です。
 「別棟にはレストランもある」というので行ってみました。


  大きな厨房(ちゅうぼう)を発見!
 
 とても大きな厨房があり、中ではたくさんのコックさんが仕事をしています。これも生徒たちだそうです。広いフロアーではウエイトレスやウエイター係の生徒たちが、これまた、かいがいしく働いて、お客さんの注文を受けています。


       レストランの厨房&ウエイトレス


          マッサージの施術
 日頃の実習で鍛えた腕

 別の教室では、手足の温浴マッサージを行っています。施術を受けている人は、「なんとも言えないほど気持ちいい」と語ってくれました。(うらやましい!)
 喫茶店、食堂、マッサージのテキパキとした手際のよさは、日頃の実習教室での成果が発揮されているようです。



体育館では作品が一堂に
  体育館では、生徒の色々な作品や、日頃の学習や実習の様子が展示されていました。はじめ、一通り目を通して別の会場に移るつもりが、短歌や俳句のコーナーで足を止めることになりました。生徒たちの夢や希望が素直に表現されていることと、真剣に学業に取り組んでいる姿勢に胸をうたれました。(ちょっと、ほろっとさせられました)
              作品展示
 流通サービス科の女生徒が、「パソコン関係の仕事に就きたい」と抱負を語ってくれました。希望が実現してほしいものです。

    校長先生に(うかが)



             森 均 校長先生







 (ひとし)校長先生には、多忙な中、お時間をさいていただきました。
 「学校では、生徒たちの就労の可能性を広げるため、技術はもちろん、失敗にめげずあきらめない粘り強さ、わからないことは『わからない』といえる強さ、社会人としての自覚などを育てたい」と話されます。
 指導の方針は、本物に近い体験と、くりかえしの練習で、どんな状況にも対応できる本当の力を身につけさせることのようです。このため、指導する先生方は、現場でプロからの研修を受け、手順やコツを学ぶのだそうです。
 

     スーパー&ホテルの職場体験
 森校長先生は「今、学校は、先生方の意欲的なエネルギーに支えられて前進している」と、その手ごたえを語ってくれました。


フェスティバルのステージ&手作りジャム
     取材を終えて

 祭りの一日を通し、生徒たちの頑張りに触れることができた。(生徒の作ったラーメンは、売り切れで食べ損なったけれど・・・)
 校長先生は、希望者全員が入学できない点を気にしておられたが、適正就学の機会が増えたのは大きな前進。
 今後、機会がさらに広がるよう、府的な施策が望まれる。

 
 
 また、校長先生は、実習先を増やしたいと切望しておられた。東大阪の企業家の皆さんに、声を届かせるいい方法はないものか。
 生徒たちの頑張りに応えて、夢と希望を叶えさせるのは、私たち大人の宿題ではないかと感じた。 
レポート 駒&楢

 ご意見・ご感想をお願いします。 下をクリック ↓

トップページに戻る




Copyright donatteruno All right reserved.