今どうなってるの?!東大阪
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ふるさと東大阪 2007年10月9日掲載





We ラブ JAZZ We ラブ 東大阪
                      

  9月30日(日)午後1時30分から開演された「東大阪・鴻池・JAZZ」。久しぶりの小雨模様で秋冷を感
 じさせ、ポロシャツにブレザーを着て取材に出かけました。
  このコンサートは、東大阪市制発足40周年そして鴻池新田会所開設300年を記念し、東大阪・鴻池
 JAZZ実行委員会が取り組んだものです。
  鴻池の街の活性化と文化発信拠点を目指す、市民と市職員や地域のあらゆる団体が一丸となったコン
 サート、しかも日本の伝統的な重要文化財の建物で一級のジャズメンが奏でるという響きはどんなものか
 これを聞きに来る人たちの表情や反応は?興味津々でした。
  いやはや、驚きました。
  観客数は立ち見を含めて317人が、立錐の余地なく詰めかけ、ミュージシャンの汗がしたたる演奏とあい
 まって感動のるつぼ。実行委員会の取り組みの心意気が伝わる行き届いた準備など、「草の根の息吹」
 とはこんなに情熱的ですがすがしいものか。
  私の見たまま、感じたままをレポートします。(村上冨美男通信員)

 会場は歴史的史跡   
鴻池新田会所  会場の鴻池新田会所(敷地は国史跡で、建物は重要文化財に指定)は、JR学研都市線の鴻池新田駅から南東に5分ほど歩いた所に位置しています。
 周辺はマンションや店舗が連なっており、こんな所に歴史的史跡があるとは驚きです。「東に遠望できた生駒山を借景とした庭園も、今はマンションに遮られ見ることができません」と、残念そうな当会所の北田館長のお話を聞きながら、屋敷蔵や道具蔵などを少し見て回りました。その入り口の東側に、300年前に植樹された楠がどっしりと見事に植わっている姿は、それだけで壮観です。
 「かまどが鎮座する客席」

 ステージは、本屋の中で約21坪の乾蔵といわれる土間の半分ぐらい。客席は、その残り半分を公民館からチャーターのパイプ椅子、後ろの板の間と襖をはずした畳敷きの広間には、通路をのぞいてビッシリ敷き詰められた座布団(民家からかり出し)。それら全部が満席、座席確保は「抽選」だったそうです。
かまどが鎮座する客席
 
 河内の音色が響き渡る
河内音頭、つややかな歌声
      幕開けは、ジャズコンサートなのに「民謡」です。邦楽家・井上整憧氏が三味線、尺八、太鼓と
     お囃子の皆さんと入場。
     「民謡もジャズと同じ庶民の中から生まれた歌、300年前から伝わる河内のゆかりの深い
     民謡=正調・河内音頭などを聞いてください」と洒脱な解説と共に、つややかな歌声を披露しました。


 豪華アーティストによる競演 
  2つのバンドによるジャズは、2時間たっぷり。
  女性ボーカリストとして全国的に活動している金子晴美さんほか、ミュージシャンの顔ぶれはベースの
 西山満氏など近畿はもとより全国的にトップクラス10人の競演です。
豪華10人のアーティスト

 
 インストウルメンタルは「4月の思い出」「ブルーボス」など、続いてボーカルの溝口恵美子さんが「9月の雨」「キャラバン」などで高音部を響かせました。パーカッション横山達治氏は情熱的なリズムで、万雷の拍手。クラリネット滝川雅弘、ギター竹田一彦、トランペット唐口一之各氏が即興の妙味、若手もヴァイオリンMaiko、ベース中島教秀、ドラム竹田達彦各氏も元気いっぱいでした。
 フィナーレで「フィーバー」「カーニバルの朝」をうたいあげた金子晴美さんに「ブラボー!アンコール」の声がわき起こりました。

コンサートの模様


 観客の反応は
Leroyさん
 「いやー最高、最高ですよ。素晴らしい。よくぞここまでベストメンバーを集めましたね。この会場も最高。よい響きです。こんな企画はめったにない」と絶賛するのはジャズ喫茶経営・東佳夫さん(60歳)。

 アメリカのアリゾナ州から日本に来て友井在住のLeroyMobieyさん(65歳)もジャズの情報に耳をそばだてているひとり「奥さんといっしょに楽しんでます」。

 「地元には埋もれている音楽好き楽器好きがいっぱいいる。一杯飲みながら聞けたらもっと楽しい」大東市深野マーくん(23歳)という提案も聞かれました。
LeroyMobieyさん


 地元を愛する実行委員会
 東大阪鴻池JAZZ」の実行委員会は準委員も含めると総勢50人ほど。年齢もさまざまで鴻池やJAZZを愛する人達が集まって、半年前に結成されました。地域の住民や市役所の職員、市内外で働く人たちが集まって、共同で運営・企画までこなし、すべてボランテイアというとてもユニークな実行委員会です。

 実行委員長は、鴻池東校区自治連合会長の片岡正信さん。大阪府と東大阪商工会議所の後援も取り付けました。片岡さんは、コンサート成功のために、6月8日に開かれた第3回長尾市長タウンミーテイングでも発言しました。
 初めての開催という事で、資金調達の面での苦労は、並々ならぬもの。「参加協力券だけではまかなう事が出来なかった」その時に手を差し伸べてくれたのが地元企業です。コンサートのパンフレット裏側にはびっしりと地元企業の広告が載せられています。保育所や商店会、タバコ屋の広告まで協賛企業は多岐にわたり、地域を盛り上げていこうとする実行委員会の熱意に、地元が応えた成果です。

片岡さん
片岡正信さん
 また、ジャズに造詣の深い市民も実行委員会に入って大きな力を発揮しました。椿亜稀さん(菱屋西・イタリアレストラン経営)=歌手=は、当日司会を担当。構成の裏方を取り仕切ったのは、志田憲博氏(永和・ジャズライブハウス経営)で、今回は思い入れも大きく「最大の感動と、地域として誇れるイベントが実行された」と成功を喜びます。 
 
 事務局長・細川光司さんは「これは第一弾。駅前、新田会所、商店街、路地、水路、公園などから音楽が聞こえる街にするのが第二弾」といえば、実行委員長の片岡氏も「来年のコンサートは7カ所で」と言います。

 鴻池をJAZZ中心とした“文化の発信拠点”にしようとする実行委員会と地域との共演に、今後も目が離せません。

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