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ふるさと東大阪2011年1月29日掲載








役所のチラシコーナーで、ひときわ目につく
『世界の伝統ゲーム展』の案内チラシを発見。
見たことがないゲーム盤が写っている。
大阪商業大学(大商大)の研究機関が主催とか。
どんな研究で、どんな展示がされているのだろう。
取材許可をもらい、倶楽部の二人が行ってみた。



   小阪駅からすぐのところ 


                             ↑タッチ:変化
     『大商大学術センター U−BOX』のビル
                &地図(ホームページより)
   
 駅を降りて、お目当ての場所へ。商大キャンパスと道路をへだてた北側に、『学術センター UーBOX』のビルがある。隣は西消防署。
 『アミューズメント産業研究所』の展示室は3階にあった。ガラスケースに四方を囲まれた部屋には、展示物がいっぱい。
 

広々とした展示室

 
 

 ビルの前を通る人々は、この展示室に気づいているのだろうか。  
 
ここには、古今東西のゲーム関連の文物が集められている様子。
 そのごく一部を定期的に一般公開されているようだ。

 

  一般の人がゲームを楽しめるコーナーも

            ↑クリック:拡大
 豪華な雰囲気のゲーム盤
 
 チラシの写真で存在感を示していたのがこのゲーム盤。『チャイニーズ チェッカー』と説明がある。
日本では『ダイヤモンドゲーム』として知られている。子どものころに、紙の盤で遊んだ経験者が多いのではないだろうか。
 
 こんな豪華なゲーム盤を見ると、子どものころのゲームと一緒だとは思えない。

ななめに進む“チェッカー”


                                       ↑タッチ:変化

 これはまた、物騒な刃物をもった赤と緑の中国風の兵士の駒。ななめに進み、飛び越えた相手の駒を取り合う。この盤は、イギリスのものだそうだ。異国情緒を楽しんだのだろうか。



将棋(しょうぎ)起源古代インド

 将棋の起源は、古代インドの4人制将棋“チャトランガ”からといわれ、それが世界に広がっていった。右の写真は、ミャンマー将棋の“シットゥイン”6種16個の駒でたたかう。みると、ゾウに乗った武将の駒がある。ナイトの馬や桂馬に相当するのだろうか?

インド二人制将棋“シャトランジ”の駒←クリック

                     ↑クリック:拡大

                   ↑クリック:拡大
    
    これは何?!


 日本の将棋のようだが、やたらと駒が多い!これは、『泰(たい)将棋』といって、93種354枚の駒を操る将棋だ。思わず笑ってしまう。はたして、どんな人が楽しんだのだろう?ところが、この横にはさらに大きく、全駒804枚の『大局将棋』も置かれている圧巻!




展示物には、将棋ファンが「あっ」と目を引くものも!


        ゲームいっぱいの空間!
 
 遊戯は、古代の四大文明においてすでに誕生していたという。『さいころ』『じゃんけん』『すごろく』そして『闘技(スポーツ)』
などだ。人間社会の発展と遊びは、二人三脚のようなもの。ゲームいっぱいの空間は、人間の歴史が詰まっているようなものか。 ↓クリック:拡大


    最古の雰囲気が漂う囲碁の盤と碁石

 水滸伝の英雄にちなんだ水滸英傑麻雀牌

         珍しいカード類

  女流棋士が考案した児童用どうぶつ将棋

       研究員の高橋浩徳(ひろのり)さん

アミューズメント産業研究所
  について教えてください!
 (特別にお願いして、研究員の高橋さんに話を聞く)
 
「この研究所は、設立10周年を迎えました。アミューズメントというのは、娯楽、楽しみということです。人間にとって、仕事や勉強と同じように、遊びという要素は大事です。この分野の研究では、日本一の規模と内容を誇っています。

 

 遊びの道具や遊び方は、残すことを意識しないと消えてしまいやすいものです。貴重な文化遺産の保存という点でも貢献しています。研究員は、美原
 融所長を含め11名。谷岡一郎学長自ら、研究活動に携わっています。」
 「突然のお願いに応えていただき、ありがとうございました。」
 ◆高橋さんは、伝統遊戯や、テーブルゲーム全般について研究されている。この1月30日(日)の1時から、伝統ゲーム『投扇興』についての解説もされる。(無料、申込不要)
             
            
大阪商業大学アミューズメント産業所←クリック

   取材を終えて

 東大阪にこのような研究機関があることを初めて知った。高橋さんには、子どもに遊びが欠かせないことや、けじめをつけて遊ぶことの重要性も教わった。
 現在、遊びに正当な評価が与えられているとは言いがたい。この研究所が、遊びの復権をめざし、人間らしい豊かな暮らし方を提案してくれるよう期待する。『世界の伝統ゲーム展』は、2月13日(日)
まで。
 
 
最後に、事務局の方にお世話になったことを感謝したい。リポート:岡部&楢

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