今どうなってるの?!東大阪
 東大阪市でおきている様々な事柄で、「どうなっているの?!」を独自に取材。
市政情報、地域の情報を皆様に提供している地域密着型情報配信サイトです。
トップページ ホットなニュース 知っ得 市政情報 ふるさと東大阪 ほのぼのいい話 動画ニュース
元気の素 オススメの店 ふれあい掲示板
ふるさと東大阪2011年5月28日掲載





 
 瓢箪山地域で、大阪商業大学(以下、商大)の総合経営学部・商学科で学ぶ学生たちが企画・運営する、
“ひょうたん音楽まつり”が行われた。(5月21日) 近隣の中学、高校、地元ミュージシャンの出演を実現させるなど、地域に根ざした学生たちの取り組みに注目した。

                                                        

     商大生がなぜ瓢箪山で?   

 音楽まつりの会場で、一丸となって働くのは、酒井(おさむ)准教授のゼミナール生(以下ゼミ生)60人あまり彼らが瓢箪山で音楽まつりを開催するのには、わけがあります。
 建学以来、『実学』を推進してきた同校は、2008年から三年間、文部省の『質の高い大学教育推進プログラム(GP)』に選ばれ、実践教育を一層充実させてきました。

 その中心となるのがさまざまなゼミナールによって取り組まれる教育プロジェクトです。大学職員全員が連携します。
 
 各地の地域・団体と提携し、町づくりなどのフィールドワークによって、地域にも貢献しています。

           ゼミナールの取り組みを語る酒井理先生
   
   大阪商業大学『実践教育による社会的問題解決能力の養成』
                                (2011・3)より
   ※下の画像は、『実践教育による社会的問題解決能力の養成』報告書より作成  クリックで拡大

酒井ゼミ生は、地域活性化の大切な担い手に!



   音楽まつりの司会を務めるゼミ生
 
 
 2005
年以来、酒井ゼミ生は、瓢箪山商店街や地域の人々、地元の学校とのつながりを深めながら、地域活性化のフィールドワークをすすめています。瓢箪山のまちづくりにとって、今では、なくてはならないパートナーです。酒井ゼミ生にとっても、この地域は、大切な社会体験と人間的成長の場になっています。
 今年度の酒井ゼミは、3班にわかれます。「音楽まつり班」、「ひょうたん町なみツアー班」、「ひょうたん山検定班」です。各班は協力しあいながら“町づくり”に取り組みます。
              
       商大訪問   商大ゼミ生が『本音』の話


               サブリーダーを務めた藤井さん   リーダーを務めた高原さん

 今回の“ひょうたん音楽まつり”を企画運営した「音楽まつり班」のゼミ生の声を聞くため、音楽まつり三日後に、商大を訪れました。取材に応じてくれたのは、高原慎治さん(3回生)と藤井大地さん(同)。彼らは、下垣春恵さん(同)とともに企画・推進の中心的役割を担った学生さんたちです。
                                       <本音の話>
企画書が最初の難関!

 
 「音楽まつりを取り組もう」と、意気投合したのは、高原さんが吹奏楽部で、藤井さんが軽音楽部だったから
しかし、最初の企画書の出来については、「今思っても冷や汗ものだった」と、振り返ります

     ある日の協議会風景
 “瓢箪山地域まちづくり協議会”のそうそうたるメンバーを前にした説明で、企画の不十分さを思い知らされました。「やる気をみせるしかない」と、腹をくくって訴えたところ、最後は、「協力しましょう!」との賛同の声がもらえました。また、その場で、会場問題もメドが立ったそうです。
 
しかし、問題はここから・・・。

                                                <本音の話>
詰めの甘さ、印刷チェックミスetc.etc  

 
 参加団体との交渉では、情報をまとめて伝えなかったので、何度も確認の連絡をしなくてはなりませんでした。出演する側の立場に立って伝える大切さを痛感しました。また、チェック体制の不備から、パンフレットの間違いを正せませんでした。

 こんなときも、酒井先生は、黙っていたそうです。日頃から、先生は、「失敗からしか学べない、人はそんなものです」とおっしゃるそうです。二人は、「先生は、ぼくたちに失敗させてくれた」と、感謝の念を述べていました。
        当日、酒井先生に相談
                                                   <本音の話>
栄養ドリンクを飲み、昼夜ぶっとおし


 
 まつりの日は刻々と近づくのに、ゴールデンウイーク中は、仲間が少なくなり、思い通りに計画が進みません。「このときは心が折れた」とは二人の表現です。ちらっと逃げたい気持ちも浮かんできました。しかし、それでも額を寄せ合い立ち向かいました。湧いてくる仕事は、昼夜ぶっとおしの活動でこなします。重い体に栄養ドリンクで気合をいれながらの日々が続いたようです。


    街角で案内チラシを配るゼミ生たち
ゼミ生全員の力を結集!
 
  結果として、そんな努力がゼミ生全員の力を引き出すことにつながりました。案内のチラシを配る学生の元気な声が、街角に響きます。会場準備は、きびきびと、気持ちのよい動きです。この企画を成功させようとする気概に溢れていました。


  彼らが取り組んだ “ひょうたん音楽まつり”

 
 酒井ゼミ生たちが企画運営した“ひょうたん音楽まつり”は、震災復興チャリティーも兼ねて取り組まれました。来場者は214名、募金は6万7400円集まったそうです。その様子を動画でご紹介します。 




 瓢箪山地域まちづくり協議会からの挨拶
   取材を終えて

  商大を訪れたのは、まつりが終わって3日後。若者の疲労回復は驚異的だ。彼らは、来場者、出演者、地域の人々への感謝を語ったが、とりわけ地域協議会の人々には、頭が上がらないという。このプロジェクトで、学んだことの大きさを感じるとともに、彼らを支える地域や商店主の包容力にも思いが及ぶ。 
  この6月26日(日)には、「ひょうたん町なみツアー」が行われる。学生の若い感性が、まちづくりの取り組みと、どう響きあうのだろうか。今後の活動にも注目だ。

         
レポート:楢よしき
トップページに戻る

ご意見・ご感想はふれあい掲示板まで


Copyright donatteruno All right reserved.