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ふるさと東大阪2013年7月22日掲載






  6月中旬に、市役所一階多目的ホールで、資料展示会こんなん発掘しまし展がもたれた。教育委員会文化財課の企画イベント。目からウロコの内容をご紹介!



たくさんの市民がつめかける!


盛況の発掘展 市役所一階 多目的ホール


    さわってもいいの? かわいい見学者
 「こんなん発掘しまし展」(以降、発掘展)は、私が知る限りでは初めての、市民向けの考古資料展。「東大阪には何もない」との誤解が多い中で、市民に真相を伝える貴重な企画である。実物や写真が豊富で、一部は手にとって眺められるのがうれしい。「触ってもいいの?」と、子どもが恐る恐る手を伸ばす光景がほほえましかった。


本当は、貴重な遺跡の宝庫



東大阪市教育委員会文化財課提供 画面クリック:拡大
 

 発掘展で遺跡の分布図をもらった。縄文時代からの遺跡がびっしりと書き込まれている。これまでの長年にわたる発掘の成果が反映されていて、一目で大昔からこの地で人々が活発に活動していたことがわかる。


質問に応じる専門家

 今回の発掘展では、鬼虎川(きとらがわ)遺跡瓜生堂(うりうどう)遺跡河内寺廃寺(かわちでらはいじ)跡・若江城(わかえ)遺跡など、いままでの遺跡調査の成果が一同に展示されていた。私たちの地域の過去の姿を知る絶好の機会となった。
 見学者は、発掘風景や出土した遺物を見ながら、専門家に質問を投げかけていた。そばに、説明のできる人が待機してくれるのはありがたい企画だ。

        神並遺跡の人物埴輪

          瓜生堂遺跡見学会

       若江遺跡の武具・銅銭など

         日下遺跡の弥生人遺骨


                      わかりやすい成果発表会

 発掘展の最終日には、発掘にまつわる話が聞けた。講師は、文化財課の菅原章太さんほる・みつかる・わかると題して、市民にわかりやすく解説してくれた。
 東大阪は、遺跡の宝庫で、縄文遺跡に関しては府内有数の密集地であること。大陸文化の流入口として当時の先進文化がみられることなどがわかった。

       文化財課 菅原章太さん


          古代の河内湖(湾)のようす
 一番印象に残ったのは、遺跡分布と、かってあった河内湾(湖)との関係の話。遺跡分布図(前出)をよく見ると、市の北西部は遺跡の空白地帯になっている。これは、当時、河内湾・河内湖があったためであるという。あらためて見比べて納得がいく。

これからも市民向けの取り組みを


 菅原さんは、講演の中で、今後も市民向けの企画をすすめていきたいと抱負を語っていた。会場では、若江城に関する映像も公開されていて、市民に知らせる新しい取り組みが進んでいるようだ。

 ここで、児童生徒への働きかけを一層強めていただけるようお願いしたい。
 いまひとつの朗報があった。国史跡に指定されている
河内寺廃寺跡の整備に、光が差してきたようなのだ。詳しいことはまだ分からないが、この進展も期待したい。

                 レポ:楢よしき

  若江城遺構の発掘作業を見学する若江小児童


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