今どうなってるの?!東大阪
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ふるさと東大阪2014年1月12日掲載





  “モノづくり”を元気にすることは、中小企業の町、東大阪の切実な願い。
 新たに、東南アジアへの販路を切り拓こうと挑戦を開始した
東大阪ブランド推進機構安川昭雄理事長に聞いた。

  東大阪ブランド推進機構理事長
        
安川昭雄氏
  東大阪ブランド推進機構とは           

 
 東南アジアへ販路を拓くというが、そもそも、この組織の性格や役割からたずねた。
 
 東大阪ブランド推進機構
(以降、推進機構とは、商工団体や東大阪市などが発起人となって設立した団体。東大阪市内で誕生したすぐれた製品を、東大阪ブランドに認定し、“モノづくり東大阪”のアピールと販路拡大に努めている。
 認定企業のポリシーとして、ユーザのニーズに応えること、地球環境に配慮するなどの努力目標を定めているという。

 どうやら、東大阪のモノづくりを牽引する組織の一つのようだ。

・株式会社アドバンスの取締役会長
・業務はバイオ洗剤や化粧品の製造販
 売、エコ製品の企画開発等
・キャリア教育振興の功績で、2012年に
 文部科学大臣表彰
・2013年より
東大阪ブランド推進機構
 理事長に就任
・活動の原点は、大手印刷会社の開発員
 として50年間在籍した経験から。
 ものづくりのあり方や環境問題への深い
 洞察が土台にある。

 推進機構では定期的に理事会や事務局会議をもち、活動方針や企画を練っている。

 企業主たち自らが汗を流し、結束してことにあたっている。そのエネルギーが、機構の原動力とみた。

      事務局の方々 & 理事会のようす


 ー挑戦ー 東南アジアへ販路を広げる

 安川さんたちは、モノづくりの活性化のため、東南アジアへの販路拡大にのり出す構想を立てている。そのパートナーとして、東南アジアにすでに進出している台湾の商工団体と提携する道を模索している。台湾企業がもつ貴重なノウハウから学ぶことは多いという。
  クリエイションコア東大阪を視察する台湾商工団体


       台湾の商工団体の視察風景


      東大阪ブランド推進機構  交流会のようす
 その際、台湾や東南アジアとの行き来に最適なのが沖縄。安川さんは、沖縄を東大阪ブランドの販路の拠点にして、将来的にはハブ空港や流通センターへの発展につなげたいというのが大きな夢。

 「待つのでなく、開拓する」というチャレンジ精神を感じる。

 しかし、なぜに東南アジアなのだろうか。

 
 東南アジア諸国は、購買力が急上昇している。しかし、電気・ガス・水道などのインフラが未整備なところが多く、優秀といわれる日本のハイテク製品も、無用の長物となる地域の方が多い。

① 現地のニーズに応える

        電力事情を表す光景  それらの地域では、インフラ不足の実情をふまえ、そこで暮らす人々の要望をこまめに吸い上げた製品開発が急務となっている。
 この状況こそ、小回りが効き、どんな注文にも応じられる東大阪の中小企業の出番だというわけだ。
 また、各企業が単独でなく
、東大阪ブランドとして進出することで、多様なニーズに連携して対応でき、しかも、東大阪の企業と東南アジアを結ぶ窓口になれると答えてくれた。    
 “ニーズに応える”というのは、ご自身のポリシーでもある。最近の業績でいえば、身障者が使える農機具の開発や環境破壊を起こしているグリーンイグアナ、マングースの捕獲器の開発等々、現場からの要望を形にしている。

 安川さんは、東大阪ブランドとして、消費者や現地の願いをいかに汲み取れるかが勝負どころと考えている。ニーズを掘り起こしながら製品開発と販路拡大に取り組もうと意気込む。


   商機は現場にある
     現地の依頼で捕獲器

② 東大阪のモノづくりへの信頼(つちか)


    中央環状沿いの遊休地に植林
 
東大阪の企業が社会事業に参加している
   
 また、企業の姿勢として、「売れたらいい」目先の利益主義では進出は成功しないと強調する。
 「モノづくりはコトづくり」と安川さん。資源確保から始まり、製造・販売から、消費者の手に渡って価値を生み出すまでがものづくり。
 
 
 
 この全過程に対し、企業の社会的責任を自覚することが大切と考えている。 国内はもちろん海外に販路を拡大する上で、消費者や消費国への誠実さは欠かせないポリシー。ともに栄えるという視点が重要だ。
 
 製品の品質だけでなく、企業活動のあり方を含めて
“東大阪ブランドは信頼のブランド”と認められる活動をめざしたいと語る。


東大阪ブランドシンボルマーク
   

    ③ モノづくりは人づくり

 子どもたちに出前授業をしたり、大学のインターンや体験学習の高校生を育てたりしている安川さんは、人づくりにも並々ならぬ力を注いできた。東大阪ブランドの企業家たちも、また、人づくりに力を注いでいる。

 先日も、企業、行政、学生ボランティアが力を合わせ、「モノづくりひろば」を成功させたばかり。
 

 フレスポ長田
の中間道路では、モノづくりを体験する子どもたちの楽しそうな様子が見られた。 
                   (動画で紹介)
 
 

     企業家が出前授業で環境問題を伝える
<動画> モノづくりひろば のようす


        モノづくりひろば のようす
 推進機構では、人づくりを東大阪での活動に限っているわけではない。
 東南アジアの国々の若者たちへのキャリア教育支援も視野に入れ、機構に
人材育成」の部会を新設することも検討課題に入っているという。
 
 
 人道的な理由とともに、将来、東南アジアの人々と東大阪との絆を深め、友好関係の土台を築くためだ。
 
 消費者本位・環境への配慮・信頼醸成・人づくりと、安川さんたち企業家は、志
(こころざし)をもって地道な活動に取り組んでいた。

 
その姿に、モノづくりの本道を見る思いがする。

       東大阪ブランド推進機構 ← クリック

       取材を終えて
 
 この取材で感じたことがある。まず、東大阪ブランドの活動に参加される企業家たちは、ひじょうに行動力、結束力が強いということ。また、社会的役割を積極的に果たしておられるということこのような企業家が東大阪で活躍されていることに誇りを感じる。
 東大阪ブランドの挑戦が、国内外を問わず成果を上げ、東大阪のモノづくりが活性化されることを切望する。 
ルポ:楢よしき


       モノづくりひろば のようす

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