 |
2008年8月5日掲載
|
 |
|
東地域で 子どもたちのために劇を上演するグループがあると聞いて、駆けつけました。
その劇団の名は「あおばずく」。夏に生駒山麓にやってきて子育てするフクロウ科の”あおばずく”からその名を借りたとか。地元に根を張る劇団の姿を追いました。
|

|
 |
2006年2月に結成し、立ち上がった地元劇団「あおばずく」は、この6月に瓢箪山のやまなみプラザで「あおばずく親子劇場」を自主公演しました。引き続き、7月には孔舎衙リージョンセンターにおいて、ゆうゆうプラザ企画「子どもわくわくランド」に参加して上演しました。
演目は「おおきなかぶ」ですが、ちょっとひねりが入った新バージョン。みんなが育てたかぶは、あまりにも大きすぎて抜けません。犬も猫もねずみもやってきますが、まだまだ抜けません。最後に、今まで反抗的でみんなの輪の中に入れなかった孫娘が加わって、めでたくかぶが抜けるというストーリーです。
(左の写真は、今か今かと待つ子どもたち・・・やまなみプラザで) |
|
|
 |
 |
どうしたもんだろうね・・・。みんなで相談。
子どもたちも、どうしたものかと考えます。 |
みんなで力を合わせて、もうすこし!
見ている子どもたちの手に力が入ります。 |
|
 |
 |
劇団結成を呼びかけたのは田中弘子さんで、30年のベテラン保育士。参加する劇団員は現在7人。年齢は15歳から80歳と幅広い。
今回の演目に「おおきなかぶ」が選ばれたのにはわけがあります。それは、不登校ぎみで、人前で話すのが苦手な中学生とそのお母さんの飛び込み入団が契機になっています。自己表現ができて、豊かに成長していきたいと考える本人とお母さんの願いを、劇団は真正面から受け止めました。
劇団は、「おおきなかぶ」の話を素材にし、演劇経験のない本人を孫娘メアリー役に抜擢しました。劇中のメアリーのせりふ「いやなものはいやよ」「わたしの何をわかっているというのよ」は、脚本を担当した田中さんから「自信をもって自己表現しなさいよ」というメッセージでもあります。
上演では、本人の努力と劇団員の支えで、全体がすばらしい内容に仕上がっており、子どもたちを楽しませるばかりでなく、大人の観客をも魅了していました。お母さんは、かぶ役のユーモラスな演技で、ほのぼのとした笑いを誘っていました。
親子は、引き続きメンバーとして劇団員の中で成長していくようです。 |
|

|
|
劇団は、次の企画を練り始めています。元劇団「アカデミー」俳優で、今は子どもたちにマジックを披露する山本弥介さんと、前出の田中弘子さんは、「子どもの感性に呼びかけ、大人も少し考えるきっかけとなる、心ふるわせるようなものを」と話し合っています。
その企画に応え、劇を担う劇団員は多彩です。幼稚園の先生、保育所の保育士さん、トラックの運転手さん、介護士さんなどなど・・・。さまざまな人生経験が交流しぶつかりあいながら、自分を発見し、他人を理解し受け入れながら、一つの舞台を作りあげていくのでしょう。 |

(陽気で屈託のない劇団員さんたち) |
エンディングで観客と合唱した劇団のオリジナル曲「この地球(ほし)の願い」は、劇団そのものがめざす方向をあらわしているようです。 |
|
|
|
 |
「劇団あおばず」くでは、団員を募集しています。問い合わせは下記のところへ。
電話 072−911−0348 / 090−1914−6650 |
野口 通信員
楢 通信員 |
トップページに戻る
|
|

|