今どうなってるの?!東大阪
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ふるさと東大阪2015年4月17日掲載




 
 
JRおおさか東線の俊徳道~長瀬間の高架下に、二棟のビニルハウスが建設さ
れ、昨年末から運営が開始されました。いったい、ビニルハウスの内部は
どー
なってるの?、
誰が何の目的で建てたの?と、取材しました。
        動画> アグリガーデンしゅんとくみち OPEN! ←ジャンプ


 
ハウス栽培 「アグリガーデンしゅんとくみち OPEN !



 昨年末に完成したというビニルハウス  俊徳道駅から南へ約5分)

 ここは、JRおおさか東線俊徳道駅近くの高架下。大小二棟のビニルハウスが見えます。2014年(H26)の11月に完成したばかり。
 建設したのは、
社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会(理事長:坂本ヒロ子 以降:育成会)です。
  

    大阪手をつなぐ育成会 ←クリック

JRおおさか東線


障がい者の就労支援のため

 育成会では、知的な障がいのある人や家族のくらしを守ろうと、府の各地に支援センターを設立しています。


支援センターつなぐの事務所(JRおおさか東線俊徳道駅前)
 
 このたび、農水省のモデル事業として新たに開設されたのが、JR俊徳道駅前の
支援センターつなぐの(所長:國廣正則 以降:なぐの)です
 
つなぐとを合わせて命名されました。

 この“つなぐの”は、野菜の水耕栽培施設をもっています。それが先ほど紹介したビニルハウスで、アグリガーデンしゅんとくみちと呼ばれています。ここで就労支援を行っているのです。さっそく、ハウスを見学させてもらうことにしました。
 案内いただいたのは、障がい者職業指導員の
藤井義久さんです。

支援センターつなぐの 指導員 藤井義久さん



地域とのつながりを!

 “つなぐの”の事務所から歩いて5分ほどの所に、アグリガーデンしゅんとくみちがありました。その前では、折りしも野菜の直売が行われていました。


地域の人とつながる直売風景
 毎週、月・火・水の2時から3時に行われているようです。藤井さんによれば、待ってくださっている方々がたくさんおられるとのことです。 
 地域の人々とのつながりを大切にしたい願いから行われています。

 
内部はハイテク環境

 藤井さんに案内されて入ったのが研修ハウス。まず、内部の仕組みの説明を受けました。ビニル壁は二重構造で、温度、湿度、照度、炭酸ガス濃度はコントロールされています。
 野菜を育てる液肥も一定に保たれているようです。そのハイテクぶりにびっくりしました。

自動制御されるハウス内部の環境


清潔を徹底


 いよいよ、栽培ハウスの中へと思ったら、扉が二重になっていました。まず、白い作業服を着て、特別な靴にはき替えます。帽子、手袋、マスクの完全装備で内部に入りました。清潔を徹底しているようです。

 中では、利用者の方や、支援者研修を受けている方たちが作業にあたっています。 
 少し暗めのハウス内で、野菜のグリーンが目にも鮮やかです。ここでは、季節にかかわらず新鮮な野菜を栽培・供給できます。
 作業を見せてもらうと、播種(タネまき)の最中でした。ウレタンの培地(ばいち)に、小さな種を等間隔に置いてゆきます。栽培の第一歩の作業です。種の一粒一粒を大切に扱っていました。


ウレタンの培地に種をまく

栽培可能な野菜の例  クリック:拡大
 このハウスでは、レタス、サンチユをはじめ、各種ベビ-リーフなどの葉物野菜の栽培が可能です。
 現在、府内の焼肉店へのサンチュの出荷などが始まっています。将来の販路の拡大で、生産数や栽培の種類も増やす予定だそうです。


高架下ハウス栽培のメリット

 藤井さんに、この場所でのハウス栽培のメリットを何点か挙げてもらいました。

  
大阪外環状鉄道株会社から土地を借り受けているが、空き
    地の有効活用ということで、増築も可能である。
  
都市部にあって、就労者の通勤に便利。

  高架下なので、風雨にさ
  らされることが少なく、ハウ
  スの耐久性が増す。
 
消費者に近く、清浄野菜
  を早く届けられる。
 
ハウス栽培の葉は柔らか
  いので人気がある。

  水耕栽培の作業は、細分
  化しやすく、各自にあった
  作業を受け持てる。

JR高架下のビニルハウス
 
 
 と、即座に述べられました。今後、
“つなぐの”として、ハウス栽培を軌道に乗せ、障がい者の雇用につなげてゆきたいとの抱負も語っていただきました。
 都市部での農業と福祉の連携という
新しい挑戦に注目です。
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<動画>アグリガーデンしゅんとくみち OPEN!


ルポ:楢よしき   校正:駒


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