今どうなってるの?!東大阪
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 2017年1月9日掲載
                                   
 
 お正月早々、「下水道の話題」と聞くと引かれるかもしれません。しかし古来、「水を
治める者は国を治める」といわれてきました。川の氾濫をコントロールし、農業用水や
都市の飲料水を確保することは政(まつりごと)の最重要課題でした。また、使った水
を処理する下水対策も治水事業の大切な一環です。しかし、こと下水処理に関しては
あまり関心が深くなかったのではないでしょうか。管轄の国土交通省では、都市機能
を支える下水道に関心をもってもらおうと力を注いでいます。私たちの目に触れにくい
下水道にスポットライトを当ててみました。


   
                    目次
 

         
①下水道の歴史は文明とともに
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          ②東大阪では頼みの綱←ジャンプ

             新たな広報戦略マンホールカード←ジャンプ

            

   
               
 
①下水道の歴史は文明とともに
ン工 



古代ギリシャの都市 アクロポリスの下水道模型   &   ローマ時代の下水道跡
 古代都市が発生すると、上下水道はどの文明でも重要な事業のひとつとなります。
 世界で最も古いといわれる下水道は、約4000年ほど前のインドの古代都市、
モヘンジョ・ダロ(現パキスタン南部)で見つかっています。各戸で使いおわった水を集め、川に流していました。

モヘンジョ・ダロの下水道跡

平城京跡  & 下水管(遺構展示館)
 日本では、奈良時代に建設された平城京跡で下水溝や木製の下水管が見つかっています。
 人類は長い歴史の中で、都市を建設するとき、下水道が不可欠だということを学んできました。文明の発展には欠かせない
基盤となる施設です。

 
       

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②東大阪では頼みの綱の下水道



過去の浸水被害  東大阪市ホームページ 雨対策のページより

今も現役の旧布施市時代のマンホール
東大阪市下水道部提供
 日本の下水道整備が本格的に進んだのは第二次大戦後。産業が急速に発展し、都市に人口が集中するようになってからといいます。東大阪市域で一番早く下水道工事が始まったのは旧布施市域。1949年(昭和24年)の着工です。
 ところで、東大阪市域はそっくり寝屋川流域(地図)に属しています。ところが、この地域には宿命的な問題が存在します。それは“内水域”と呼ばれています。この地域は、降った雨(雨水=うすい)が自然に河川に流れ込まない土地なのです。寝屋川流域では、なんと4分の3がその内水域にあたります。かつて東大阪市では浸水が頻繁に起こっていました。

  地盤高概念図の単位o.p=大阪最低潮位

明るい色のところは低い土地 クリック:拡大


かつて河内湖があった
 これには、地理的な問題がからんでいます。この流域は河内湾から河内湖、そして低湿地へと変遷しましたが、一貫して海抜の低い地帯です。このため、国、府、東大阪市を含む流域11市が特別の対策をおこなっています。東大阪市は雨水にしろ汚水にしろ、特別な下水道対策なしに安心・安全の生活が送れない土地柄なのです。

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③新たな広報戦略 マンホールカード 


広報チラシ  クリック:拡大
 さて、東大阪市で下水道が大切な役割を果たしていることがわかったところで、国土交通省(以降:国交省)の取り組みに話を移しましょう。下水道の大切な役割を伝える取り組みの一環として、国交省も参加する「下水道広報プラットホーム(GKP)」が立ち上がりました。2012年(平成24年)のことです。その事業の一つがマンホールカードの配布キャンペーンです。各自治体と連携し、現在、40都市がマンホールカードの配布を始めています。それが今、ちょっとした収集ブームになっているのです。さっそく、東大阪では「ど-なってる?」と調べました。
 市庁舎13階の下水道部を訪ね、計画総務室の中川真人さんに伺いました。いただいたマンホールカードにびっくり。ラグビーワールドカップ仕様の最新型。セラミック加工でカラフルにデザインされています。現在、花園ラグビー場周辺と、市庁舎東に設置されているとのこと。カードは、裏表にいろんな情報が書き込まれています東北や関東からもコレクターが来られているようです。
  中川真人さん & マンホールカード

花園中央公園前のマンホール & 町並み
 カードは手渡しで、一人一枚が原則です。場所は市庁舎13階の下水道部計画総務室の窓口。時間は、平日の9時から夕方5時半までとのことでした。カードと合わせて、設置場所の町並みも楽しんで欲しい、と話されました。


寝屋川流域下水道・鴻池水みらいセンター

 引き続いて、東大阪市内でマンホールカードがゲットできるもう一つ場所にやってきました。寝屋川流域下水道・鴻池水みらいセンターです。鴻池管理センター 運転管理担当の 羽口剛さんに伺いました。

※東大阪市北鴻池町1-18
JR学研都市線鴻池新田駅徒歩約10分

下水道ふれあいプラザ

表  &  裏
 ここでいただいたカードは、もずやんのデザイン。配布は平日のみで9時から夕方の5時まで。昼の12時から1時までは職員さんの昼食なので避けたほうがいいとアドバイスがありました。そのわけは、施設内にある下水道ふれあいプラザの場所へ案内してもらいにくいから。マンホールデザインに関心がある人にとっては、ある意味ここは大阪の聖地です。府下の実物のデザインマンホールを撮り放題、触り放題。マンホールカードをもらったついでに、ぜひ立ち寄ってください。オススメです。

 このマンホールカード収集を通じて、下水道事業への理解と関心がさらに深まることを祈ります。


下水道ふれあいプラザに展示されているデザインマンホールの一部


       <参考> 国土交通省 都市・地域整備局 下水道部資料
              寝屋川流域協議会 事務局作成パンフレット
              東大阪市上下水道局下水道部作成パンフレット


    ルポ F・村上 イチロー・S 楢よしき  校正:駒 

 
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