今どうなってるの?!東大阪
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 2017年1月29日掲載
                                   

 社会のコミュニケーションが希薄化していると言われて久しい。その危機感を上
回って、現実の方がより進行している。近畿大学の建築学部建築学科で学ぶ学生
の有志が、自分たちの専門分野を活かしながら、地域活性化と人々の居場所づく
りに取り組んでいる。長瀬駅前に誕生した「あきばこ家(や)」でのお餅つきのイベ
ントをとっかかりに、建築科の学生たちの活動を取材した。

  
                    目次
 

     
①長屋でお餅つき?!
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      ②学生たちの努力が実を結ぶ←ジャンプ
          
      ③建ててからが本当の挑戦ジャン


                            <動画> 楽しくおもちつき←ジャンプ

  

 ①長屋でお餅つき?!

 “長屋でお餅つき”のチラシをリージョンセンターのチラシコーナーで発見。その可愛い雰囲気に誘われ、1月14日のイベントの日に会場に向かいました。長瀬駅から歩いて1分。一万人といわれる近畿大学生が往来する道の一角にその会場を見つけました。
お餅つきチラシ クリック:拡大

「長屋」喜田川季荘 著 『類聚近世風俗志 : 原名守貞漫稿』

 長屋風
の家の前で、お餅つきが行われていました。親子連れと青年たちがワイワイとにぎやかです。
 通行人も、そのようすを見ながら笑顔で通り過ぎます。
 青年たちは近畿大学の学生さんたち。家の奥では子どもや地元の大人といっしょに、もち米をふかしたり、餅をまるめたりしています。
 家の中は明るく開放的な雰囲気。この場所は、二軒長屋の古民家を改築・新装しています。
 今日のイベントには地元の方たちも多く来訪され、搗(つ)きたてのお餅に舌鼓を打っておられます。
 まずは、楽しい餅つきのようすを動画でご覧ください。


<動画>楽しいお餅つき
 



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②学生たちの努力が実を結ぶ



空き家ストックバンクプロジェクト「あきばこ家」のメンバー(プロジェクト提供)

 このイベント責任者である、
松浦 遼さんに伺いました。松浦さんは、近畿大学建築会学生部会建築研究会に所属する3回生。空き家のリノベーション(既存の建物を改造し活用する)を有志で研究する空き家ストックバンクプロジェクト「あきばこ家」の代表です。
 

松浦 遼さん
 この学生グループは、近年急激に増えている“空き家”問題に挑戦しています。空き家を取り壊わさず、そこをリノベーションし、人々の交流の場、気軽に寄れる居場所として活用する道を探ります。

平成27年(2015年)まちづくり企業交流会にて
 三年ほど前のこと、松浦さんの先輩たちが、研究にとどまらず、実践にとりかかりました。資金繰り、空き家の土地の確保、設計や運用など難問が立ちはだかったようです。しかし、学生たちは、「広報」・「企画」・「運営」などの組織を立ち上げ、若い力で立ち向かいました。
プレゼンテーションをする松浦さん

寺川准教授 近大ホームページ

荘保さん 子どもの里ホームページ
 顧問の近畿大学建築学部准教授(工学博士)寺川政司さんのサポートや、長屋オーナーのNPO法人「こどもの里」理事長・わが町にしなり子育てネット代表の荘保共子(しょうほ・ともこ)さんの協力が後押し。 
 市の、平成27年度地域まちづくり活動助成金制度の活用によって実現に大きく近づきました。学生たちの現場体験も兼ねた改築工事を経て、築80年を超える古民家のリノベーションが完成しました。2016年の6月のことです。


建ててからが本当の挑戦


完成した、空き家ストックバンクプロジェクト「あきばこ家」

クリスマス会などの取り組み(プロジエクト提供)
 従来の建築家は、建物を建てればそこで仕事は終わりです。しかし、学生たちは「あきばこ家」と名づけたこの場所で月一回、小学生対象にクリスマス会などを行っています。今回の“お餅つき”も地元自治会の協力で実施した取り組みの一環でした。

 ここを拠点に、地域活性化に取り組むには、長屋を維持するマネジメントが不可欠。「あきばこ家」では、交流サロンをレンタルスペースで500円/時で貸し出し。現在、ヨガ教室やフリーマーケットに利用されています。家屋の西側は学生用住居にして家賃収入を運営にあてています。
交流サロンのスペース
 次々と起きる課題に直面しながら、学生たちは生きた学問を学んでいます。代表の松浦さんは、「学生でそんなことできるか?」という地元の声のあった中で、今では地域の人々とのつながりを実感しているといいます。他から、リノベーションの相談も来ているとか。
 プロジェクトは、古民家を改修して終わりでなく、地域に入って自分たちで“建築物に命を吹き込もう”としています。
 人々の暮らし方や地域性をも視野に入れようとする
新しい建築家像
 その未来の姿をこの学生たちにみる思いがします。

プロジェクトの学生たち(プロジェクト提供)
 
あきばこ家
住所 〒577ー0807
東大阪市菱屋西1丁目
1-19-14
連絡先
nagaya.renovation@gmail.com

ホーム
 ページ
http://nagayarenovation.wix.com/mysite
Facebook https://www.facebook.com/あきばこ家
-1598913583771299/?fref=ts

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    ルポ  S・イチロー  楢よしき  校正:駒 

 
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