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ふるさと東大阪2008年12月15日掲載
2012年11月14日一部改訂







フレッシュ・クラブの挑戦
 「フレッシュ・クラブ」という店を知ってますか?
最近になって発足した
“JAグリーン大阪” が運営する、農産物中心の直売所
すでに利用している人は、大いに重宝しているようです。
「フレッシュ・クラブ」とはどんなところか?消費者の立場から調べてみました

フレッシュ・クラブって?
フレッシュクラブ  「フレッシュ・クラブ」とは、安心・安全な農産物を、消費者に届けようと設けられた “JAグリーン大阪” の直販所。

 都市農業活性化と地産地消を進めるため、「安全な食と農の研究会」(田中幸雄会長)に結集する生産者たちが、この直販所に野菜などを出荷している。
 
 現在、吉田駅前店と市役所の西側の荒本店が営業しており、地元市民に新鮮な野菜などを提供中だ。


吉田駅前をのぞいてみた
店内写真1 店内写真2 店内写真3
店内写真4 店内写真5 店内写真6
店内写真7 店内写真8 店内写真9
 店の方にたずねると・・・。

 近鉄けいはんな線吉田駅を降り、南北に走る大きな道路を南に数分行くと駅前店がある。「こんにちは。お忙しいところすみません」と声をかけた。
  販売課課長の木積一公さんが開店準備中だった。 木積さんは仕入れから販売計画まで担当し、店頭で陣頭指揮をとっているところ。このときも、国産のネーブルが急きょ入荷し、店員さんに臨時の札を用意するよう指示したりしていた。仕事が一段落したころ、質問させてもらった。
木積さん

 
「スーパーなどと、どう違うのですか?」
 
返ってきた答えを以下にまとめてみた。
写真1 地産地消で新鮮一番 生産者の顔が見える
写真2 低農薬・有機を心がけ優秀なものにエコマーク
写真3 国産を揃え、加工品でも、原材料は国産物
写真4 遺伝子組み換え大豆は置かない。健康に留意


 お客さんの意見に耳を傾けるようにしていると話す木積さん。あるとき、「バナナを置いてほしい」という要望があったが、国産を扱うフレッシュ・クラブのこだわりを話し、理解してもらったと語る。

 加工品も、原材料の一つ一つを吟味、外国産が混じっていたら即撤去する方針。ここにおいてある地元の豆腐やひろうす、天草の鶏肉などを含め、どれも胸をはって出せる品だという。

「消費者と生産者を安心と安全でつなぎたい」というフレッシュ・クラブの心意気が伝わってきた。
木積さん木積一公(こづみかずきみ)さん


 9時30分の開店と同時にお客さんが入ってくる。店員さんに聞くと、いつもこんな状態らしい。
 雨の日の翌日は、入場整理しないといけない状態という。


 
店内の様子
お客さんに聞いてみる
ともかく野菜が新鮮なのがいい。花も安く、毎日ほど来ている。私は、生産者の名前を見て買うことにしています。 *この日は、大根とカブを数個づつ買っていかれた。
吉田本町の女性
地元なので、ほとんど毎日来ます。今日は、法事に使う花を買いに来ました。近くの玉串の花だから長持ちします。 *花を数束抱えておられた。 
島之内から女性の二人連れ
 


生産者に直接聞きに行った
生産現場1 生産現場2
生駒山を望める畑。ホウレン草の緑が深い ビニルハウスの春菊の葉は見た目にも柔らかい
 訪問したのが、東大阪の社会科副読本にも登場する辻井常治郎(68)さんの畑。息子さんと、吉田本町で野菜づくりに励んでおられる。辻井さんは、開口一番、「ミミズやクモがいるのはいい畑だ」と言う。ミミズは有機土壌にしか生きられない。ミミズがいるのは有機農業の証し。クモは、害虫を食べてくれるが、農薬を撒くと死んでしまう。クモがいるのは、無農薬・低農薬の証しだという。
 辻さんの野菜は、JAグリーン本店に出荷し、各方面に仕分けされる。その一部は「フレッシュ・クラブ」に
も回っている。
 仕事は思った以上に大変そうだ。自然災害に弱く、作業が徒労に終わることもある。市場の値動きにも神経をとがらせ、周りの住民の人とも仲良くやっていかねばならない。
 農業そのものが報われなくなっていることに心痛めるという。課題は山積みだが、「自然の中に生かされている喜びは何にも代えがたい」と言う。

 フレッシュクラブから、消費者のニーズに合うよう、いろいろな種類をつくってほしいとの要望があるという。
 辻井さんは、「それに応えて、おいしく安全な野菜を作りたい」と、力強く語ってくれた。
辻井さん
辻井常治郎(つじい つねじろう)さん

 辻井さんは、「安全な食と農の研究会」の副会長を務める。若い頃、道上洋三さんのパーソナリティーの番組に出演したことや、この畑に元宝塚女優の宮本真希さんがリポーターとして来たことなども、気さくに話す。


- 取材を終えて-
オープン当日
オープン当日の「フレッシュ・クラブ」荒本店
 “JAグリーン大阪” は長年、各支部で朝市を実施して地元の人たちに喜ばれている。

 今回、さらに消費者のさまざまな要望に応えるため、新たに「フレッシュ・クラブ」という店舗を運営し始めた。
 都市農業の未来を考える上でも、食の安全、自給率の向上という国レベルの課題がいわれる現状からも、注目したい動きだ。

 各所に「フレッシュ・クラブ」の店舗を増やして、東大阪市民と生産者の期待に応えてほしいと思う。
 
 最後は、私たち消費者の行動にかかっていると思える。
 賢明な消費者が生産者や流通機構と手をつなぐことで、新鮮・安全・安心を育てていけるのではないだろうか。

 「フレッシュ・クラブ」や朝市が、消費者と生産者が手をつなぐ場としてさらに発展することを望みたい。
朝市風景JAグリーン大阪”英田支店の朝市風景
楢 よしき 通信員
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