今どうなってるの?!東大阪
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ふるさと東大阪2009年7月31日掲載








 御厨交差点の南側を歩いていて、『アドプト・ロード』という小さな立看板が目に付いた。そういえば、ときどき街角で見かけるものだ。『一体、何だろう?』と気になった。北側に行くと、ここにも別の立看板が見つかった。
   どうやら、南の方は御厨南自治会が、北のほうは御厨自治会が、それぞれ歩道と植栽帯の清掃・緑化活動を行っているらしいとわかった。

 北側の花壇には、ペチュニアやバーベナ、ベゴニアなどの花が咲いて、通行人の目を楽しませている。
 コスモスの苗もたくさん植えられていて、つぼみがつき始めている。もうすこしすれば、これも楽しめそうだ。

 しかし、『アドプト・・・』とは何なのか。看板に載っている『大阪府八尾土木事務所』をたずねてみることに。
 


 
 近鉄大阪線八尾駅から歩いて10分。中河内府民センタービルの一階にある事務所をたずねた。快く応対してくれたのが、維持管理課・環境整備グループ主査の横田誠治さん。
     『アドプト・ロード』の意味は?

 “アドプト”とは、養子にするという意味です。
 アメリカ・テキサス州の『アドプト・ア・ハイウエイ・プログラム』から学んだもの。ハイウエイの散乱ゴミに困った交通局が美化の協力を呼びかけたところ、市民グループ、企業が運動に立ち上がり、大きな成果を上げたといいます。大阪府では、管理する道路や植栽帯の美化を府・市民のボランティアの手で行ってもらうようお願いしています。
 2000年(H12)から始まり、多くの自治会・団体・企業等に積極的に引き受けてもらい、喜んでいます。川筋を美化する『アドプト・リバー』のプログラムもあります。応募をお待ちしています。

 東大阪ではどれぐらい「養子縁組」が?
 八尾土木の管轄は中河内ですが、現在、全体で50ほど。そのうち、30を越える数を東大阪で引き受けていただいてます。近々、新石切駅から石切神社に向かう道路沿いを、今までにも活動しておられる 『コブシ会』さんに正式に引き受けてもらうことになっています
 
   アドプトへの援助は?
 清掃活動中の保険が適用されます。
清掃用具の貸し出しや、アドプト地帯であることを示すサインボード(立看板)を設置します。
 清掃で大量にゴミが出た場合、東大阪市の土木環境課・みどり対策課の協力をいただき対処します。



   『アドプト・ロード・ミクリヤ』のひまわり






     学校・園に協力してもらう
 八尾土木では、“殺風景なところに潤いを”と、学校や保育園などに作品提供してもらい、『ロード・ギャラリー』を設けているという。写真は、中央環状道路・巨摩橋(こまばし)交差点に展示してある作品群。
 シートに絵がプリントされ、風雨に耐えられるようにしてある。

 作品は、樟蔭東学園の学生・生徒の手になるもの。

 左の写真は、同じく樟蔭東学園が引き受けている『アドプト・ロード』の風景。ポーチュラカの花が咲いている。

 学校法人『樟蔭東学園』の高等学校教頭、川上隆庸(たかのぶ)先生に話を聞いた。交差点の『ロード・ギャラリー』は2〜3年前から。『アドプト・ロード』は、7年目を迎える。花壇の植え替えは年に2〜3度。清掃は、中学・高校のホームルームの時間に交代で行っていて、生徒たちはよくやってくれていますと語ってくれた。
                                    
<取材を終えて>

 東大阪では、八尾土木のほか、『寝屋川水系改修工営所』が推進する『アドプト・リバー』の取り組みもすすんでいるという。
(写真右:稲田桃再生栽培プロジェクトチームの取り組みを示す立看板)

 今回の取材では、アドプトの意味ばかりでなく、東大阪の街を美化する取り組みの広がりを知ることが出来た。この取り組みは、市民の自発的な意思を尊重しているので、美化の面だけでなく、希薄になりがちな人間関係をつなぎなおし、温かいコミュ二ティーを維持する働きをもっているのではないだろうか。注目していきたい。
            
レポート:岡部&楢
 
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