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ふるさと東大阪2009年11月27日掲載





   
 若江城跡周辺を歩く                  
     コミュニティウォーキング 同行記

 11月23日(月)の近鉄若江岩田駅前の岩田公園。300人を超える市民が集合している。『ふれあい東大阪』を発行する『東大阪コミュニティニュースの会』の呼びかけで、『コミュニティウォーキング2009』が行われるところ。10回目の今回は、若江城跡周辺の散策に。絶好の“ウォーキング日和”のこの日、同行取材を行った。そのハイライトを紹介したい。



     若江に『城』が!

▼ここは、若江小学校の校庭。説明するのは、教育委員会文化財課の芋本隆裕(いももと・たかひろ)さん。

▼若江城は、畠山氏の居城として知られている。かの織田信長が立ち寄ったり、立派なキリスト教の教会堂が建てられ賑わっていたりなど、文献の上で記録は残っているという。しかし、地上にそのこん跡はない。

▼ところが、小学校の体育館の建設の際に城の堀の跡がみつかるなど、一帯の発掘によって、城の輪郭が明らかになってきたらしい。



    説明をする芋本隆裕さん

▼説明のあと質問する、熱心な人も見かけられた。
   
                 下の地図:若江城想像図(永禄~天正期)
                 東大阪文化財協会ニュース『特集若江城』 より









若江城跡を示す石碑。参加者には、意外に小さいという印象も。道路をはさんだ北側の公民館あたりが本丸跡という。

   
 合戦の史跡が残る


▼戦国時代末期、豊臣方と徳川方の激しい戦いがあったことををうかがわせる史跡がある。

▼豊臣方の武将、長門守木村重成(ながとのかみ・きむらしげなり)は、今も人々に語り継がれている。重成の母親は豊臣秀頼の乳母で、重成自身も秀頼の小姓となり近くで仕えた。秀頼のよき幼馴染だったとか。

▼大阪夏の陣で、重成は、ここ若江に陣を構え、徳川方の井伊軍と戦った。井伊の武将山口重信と壮絶な一騎打ちの末、相打ちとなる。婚姻5ヶ月の妻の『青柳』と、別れの盃をかわしての覚悟の出陣だった。享年23歳という。

 
  陣屋跡にたつ木村重成の像(上)
 蓮城寺に飾られる重成の油絵(下)

▼若江では、江戸時代になっても重成を慕う風潮があったといい、今も、商店街通りは、『木村通り』と呼ばれている。


八尾市側にある木村重成の墓。相打ちの相手の弟が、慰霊のため建てたという。川をへだてた東大阪側の若江南墓地には、相手の『山口重信』の墓がある
 
駅前商店街には、木村重成配下の武将、高井田村生れの飯嶋三郎右衛門の墓がある。信長、秀吉、秀頼に仕え、大阪夏の陣において、この地で戦死をとげた。今も供花が絶えないようだ。
               
                  『行基』の足跡が偲ばれる


      
     飯田さんの熱弁に、参加者からは、
            「もっと聞きたかった」の感想も
奈良時代、聖武天皇の要請で東大寺大仏殿の造営に尽力した行基は、各地で民衆救済の活動をおこなった。

▼当時、河内でも飢饉などで行き倒れの人が続出していた。行基は、それらの人々を手厚く葬ったという。その場所が、『河内七墓』となり、岩田墓地は今も行基の足跡を残している。
説明するのは、岩田町5丁目に住む飯田伸二さん。

▼飯田さんによれば、この墓地の場所には、かつて『阿弥陀寺』があったらしい。
 江戸時代に焼失したが、難をまぬがれた行基菩薩の木像と阿弥陀如来像は、この墓地に安置されている。

▼大仏造営の『行基』の業績は多くの人が知っているが、参加者は、このあたりでも行基が活躍していたことを知り、感慨深げな様子だった。

町のあちこちに美しい景観が


参加者の安全のため、東大阪ボーイスカ
ウト協議会の人々が、終始見守っていた。


『ふれあい東大阪』掲載の『コミュニティウォーキング2009』地図より  地図




『東大阪コミュニティニュースの会』
      西村道男会長

 前日は雨模様で少し心配だったが、当日は、小春日和のいい天気に恵まれた。
▼参加者の中には、「この近くに住んでいるけれど、自分たちの住む町のことが知りたくて・・・」と、語っていた。
 こういう機会は、市民にとって貴重ではないだろうか。
『会』の苦労に敬意を表するとともに、この企画をぜひ続けてほしいと思う。

                        レポート 駒&楢
                          
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