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2009年3月26日掲載 |
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阪神の尼崎駅と近鉄の難波駅を結ぶ阪神なんば線が開通し、阪神と近鉄が相互乗り入れを開始した。
知ってるという方はたくさん居られそうだが、乗った、見たとなるとまだ少数派。
開業当日の様子を含め、情報を提供しよう。
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河内平野に見慣れない電車が走る。
沿線の人はしばし眺め、連れ立って歩く人はひとしきり相互乗り入れの話に華が咲く。
(写真:枚岡付近を走る阪神電車)
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(写真:阪神の快速急行 奈良〜三宮間) |
路線はどーなってる?
営業開始は3月20日(金)。近鉄奈良と阪神三宮間を快速急行が、近鉄奈良と阪神尼崎間を準急・区間準急・普通電車が結ぶ。
下の停車駅案内は、近鉄布施駅に設置のもの。
桜川・ドーム前・九条の各駅は、今回の阪神なんば線の延伸により新設された駅である。
従来の「近鉄難波駅」は、開通にともない「大阪難波駅」と改称されている。
運賃の目安を紹介しよう。難波〜尼崎 320円、難波〜甲子園 350円、 難波〜三宮 400円 である。
停車駅案内図はクリックで拡大 |
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運行の様子は?
布施駅の“難波・尼崎方面”行きの時刻表を紹介する。尼崎より先にいくには、途中で乗り換えが必要。
時刻表はクリックで拡大 |
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甲子園まで春の選抜高校野球を見に行くのに便利になったと喜ぶ声がある。神戸方面から、奈良公園の桜を見に来る人が増えている。我々の生活面でもいくつかのメリットが考えられるだろう。
しかし、このチャンスを東大阪の街の活性化につなげるには今後の工夫と努力が必要だろう。
営業開始日の20日に、東大阪ブランド推進機構に参画する団体が尼崎駅前にブースを設け、積極的に宣伝販売とキャンペーンを行っているのを見かけた。
これからは、東大阪が通過地としての存在に甘んじるのでなく、東大阪を大いに発信しながら、一方で魅力ある街づくりをすすめ、多くの人に訪れてもらいたいものだ。 |
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尼崎駅で出店する東大阪ブランド推進機構参画のブース風景
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レポート 楢よしき |
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