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ふるさと東大阪2007年9月6日掲載





 シリーズ企画
 

今年の夏は異常な暑さでした。
みなさんいかが過ごされましたか?
青空に浮かぶ雲にもこころなしか秋の気配が
これからが散歩にいい季節の始まりです
カメラやスケッチブックを片手にぶらっと散歩してみませんか



今回は、二ヶ所紹介します。

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都留彌(つるみ)神社

     もとは、今の足代(あじろ)の“布施(えびす)神社”のある辺りにあった。
    明治18年に大洪水に遭い、大きな被害を受ける。明治45年に現在の地に遷座。
    それまでそこにあった鹿島神社や地元数社と合祀し都留彌神社名を継承する。
    “足代”(綱代の転か?)や“都留彌”というのは、古代大阪湾に注ぐ旧大和川の中洲が発達した島の
    名とも考えられている。

                                           近鉄奈良線永和駅南300m

          



A 仲村神社
   (中村とも記す。)

     旧大和川系の玉串川が、菱江川と吉田川に分流する地点の小高い丘にあったという。
    古来、川が分流したり合流したりする所は神聖な場とされている例が多い。
    中臣連(なかとみのむらじ)の遠祖を祀る。
    疱瘡(ほうそう)を治す神として信仰をあつめたという。
    朱塗りの二の鳥居から本殿にいたる道がカーブしている。
    これは、参拝後に本殿に背を向けて退社しないためという。
    他にみられない珍しい参道である。

                      近鉄けいはんな線 荒本駅 南東700m 菱江口交差点すぐ


          





  
  水墨スケッチ画の提供は、新庄在住の甲斐寿夫氏(84才)。
  毎朝、近くの公園でラジオ体操をされているとか。
  元気に創作活動を続けていただきたい。

  ※上記の風景画は甲斐寿夫氏の著作物です。
    本誌が許可を得て掲載しているものです。無断転載及び無断二次使用を禁じます。




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