2012年4月20日掲載
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えっ?水走に・・・
3月中旬、今米にある立体切紙(KIRITTAI)の作家大東守さんのアトリエにお邪魔したときのこと。作品に驚いていると、大東さんからこんな話を聞かされました。
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「水走(みずはい)の高架下に、知り合いの人が描いたすごい絵があるんです。行ってみはったら・・・」
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たしかに!
早速、とんで行きました。ありました!すごいのが・・・。
ちょっと日本人ばなれしたコミカルなキャラクターがぎっしり。
殺風景な場所が、ガラッと明るくなっています。 |
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東大阪一の
STREET・ART
ストリート・アートの字も見えます。「ここだけかな?」と周辺を探すと、高架下の側壁や地下道まで絵がぎっしり描かれています。そのボリュームに圧倒されました!
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さっそく取材開始
ちょうど3月下旬に、絵のお披露目があるというので、大東さんに作者を紹介してもらうことにしました。
作者の名は、MOT8さん。作風から、外国の方かなと思っていたら・・・。 |
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ストリート・アートの様子を、動画でごらんください。
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MOT8さんの正体は
本名は、加藤基広さん(39歳)。アーティストネームは、基弘のモトと、無限に才能が開花するよう、無限大の記号(∞)にあやかった8が由来です。
石川県生まれの東京下町育ち。自然の中で子ども時代を過ごしました。29歳でイタリアに渡り、フィレンツェ、ミラノで働きながら10年近く絵画活動。 |
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去年(2011年)3月帰国し、おばあさんの住んでおられたふるさとの東石切に居を構え、東大阪の住民になりました。子どものころよく里帰りしていたので、土地勘はあるようです。
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ここに絵を描くきっかけ |
MOT8さんは、帰国してすぐ、街をカンヴァスに見立て、アートでグレードアップしようという「おおさかカンヴァス推進事業」というのを知りました。 |
MOT8さんと、おおさかカンヴァス推進事業の関係者の方々 |
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MOT8さんは、イタリアで壁画やストリートアートを手がけていました。願ってもないことだったようで、すぐに応募し採用されました。
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秋からコツコツと
驚いたのは、筆で描いてあることです。しかもほとんど一人で。(驚)
下書きの線はラフな感じで、その場のインスピレーションでサッと描きあげるそうです。
といっても、これだけの大仕事なので、MOT8さんは事前に体力づくりをしたようです。
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絵にどんな願いが?
“エネルギー”と題された作品群のキャラクターは、みんなどこかでつながっています。MOT8さんは、「人は皆、一人ではないと感じてほしい。一番のねらいは絵のおもしろさです。見る人を楽しませたいと思って描きました」と、語ってくれました。
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立体切紙(KIRITTAI)の大東さんと談笑するMOT8さん |
東大阪に新名所
“百聞は一見にしかず” 現場のアートをご覧下さい。殺風景だった場所を楽しいメルヘンの世界に一変させ、アートの力を実感させてくれました。MOT8さん、お疲れさまでした。
奥さんは、イタリアへ靴作りの修行に出かけていた日本女性です。今後のお二人のご活躍を期待します。 |
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MOT8さんのホームページ ←クリック
おおさかカンヴァス推進事業 ←クリック |
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