2012年4月29日掲載
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写真:東大阪JC提供 |
“わんぱく相撲”東大阪場所 |
予選はアリーナ体育館 決勝は土俵 写真:東大阪JC提供 |
写真から、 「どこで?」と驚かれる方が多いのでは・・・。
ここは、八戸ノ里の体育館アリーナに隣接する「東大阪市立相撲場」です。
わんぱく相撲東大阪場所の決勝戦を前に行われているアトラクションの小学生の土俵入りです。
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伝統の行事に
“わんぱく相撲”は、社団法人東大阪青年会議所(東大阪JC)が主催する行事です。
4月中旬に、第18回目の東大阪大会 (萱村和隆大会会長 ・ 中野貴測実行委員長)が開催されました。体育館アリーナに設けられた4つの土俵型マットで、小学1年生から6年生の各学年ごとに男女別の予選を戦いました。 |
模範の仕切り方を見る参加者たち 写真:東大阪JC提供 |
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相撲場の土俵での決勝戦 写真:東大阪JC提供 |
全国大会への道も
4年・5年・6年の優勝・準優勝者は府大会への出場権が得られます。さらに全国大会への道もひらけるという本格的な大会です。予選のあと場所を相撲場に移し決勝戦が行われました。思わずガッツポーズも出る力の入った取り組みの連続でした。 |
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千葉さんと出会う
当日の会場において、わんぱく相撲の副会長を務め、日頃は東大阪相撲道場を開いておられる元力士・新花山(あらたかやま)の千葉公康さんと出会いました。
千葉さんは東大阪相撲協会の会長で、ちゃんこ料理店経営のかたわら、子どもたちを指導されています。日を改め、練習の様子を見せていただくことにしました。 |
千葉さんと 模範を見せた城君(中1) |
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相撲の練習風景
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動画で、練習に励む子どもたちをご覧下さい。 |
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一生懸命やる子に
この相撲道場を始めて10年ほどになります。千葉さんは、相撲道場での体験を通じ、“何事にも一生懸命やる子”に育ってほしいと繰り返し語ってくれました。
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子どもたちはアドバイスをもらう |
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子どもたちに聞きました! |
川渕一統(かずさ)君
大阪府の子ども相撲大会で小学2年生の部で準優勝しました。お兄ちゃんは堂々たる体格の6年一誠(かずと)君(5年で近畿大会優勝など多数)と、5年一意(かずま)君(4年で全国大会優勝)です。一統君は「練習はしんどいけど続ける」と、けなげに話してくれました。
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齋藤聖冴(せいご)君
最年長の中2です。千葉先生にかわり皆に胸を貸します。小学3年ごろから始めました。「試合で負けたくないので練習をがんばってます」と話します。「先生のチャンコを食べるのが楽しみ」と、つけ加えてくれました。
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城裕貴(じょう・ゆうき)君
小学生で全国大会に出場しました。現在中1です。小学3年のときわんぱく相撲で負けて悔しい思いをしていたとき、お父さんの勧めもあって道場に通うことになりました。小さい子の練習の面度をみるのが楽しいそうです。 |
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東大阪JC わんぱく相撲(第17回) ←クリック
ちゃんこ料理 新(あらた) ←クリック
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5年男子の部・準優勝の深津小太朗君と千葉さん |
取材を終えて
不覚にも、東大阪で子どもの相撲大会が長年にわたり開かれていることや子どもたちが日々練習に励んでいることに、目を向けられませんでした。今回、東大阪JCの許可をもらい、見学することができました。真剣に取り組む子どもたちの姿を見ることで、子どもたちの成長の場として大切な機会であると感じました。
また、その会場で東大阪相撲協会の千葉さんにお会いできたことで、子どもたちの練習中の凛々しい姿を皆様にご紹介することができました。
東大阪JCならびに千葉公康さんに感謝します。
ルポ:楢よしき
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