2014年6月13日掲載
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案内する通崎さん(ギャラリートークは6月1日のみ) & たくさんの方が会場に |
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コレクションといっても、通崎さんの場合、ただ古着を集めているのではありません。全体をコーディネートして普段着として着用します。町屋街をゆく通崎さんの着こなしが注目を浴びています。「京都の町中では自転車が断然便利!」と、着物で自転車をこぐ姿に、若い女性から「かっこいい!」の声があがります。
通崎さんのお住まいは、天使突抜一丁目。その名のように、ロマンと勢いを感じるファッション。京都町屋のモダンガールと呼ばれるゆえんです。
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エッセイ表紙 & 南禅寺にて
「天使突抜一丁目」 淡交社刊より |
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古着市へ&自転車で
「天使突抜一丁目」 淡交社刊より |
通崎さんがアンティーク着物に魅せられたのは、大正生まれの伯母さんの形見の箪笥を開けたとき。しまわれていた着物の“大胆な構図と斬新な色遣い”に心を奪われました。
女性は着物が普通だった昭和初期、その柄に欧米のデザインが影響を与えます。女性は何事にも控え目を求められた鬱屈した時代に、自由で新しい一陣の風が吹きました。
伯母さんの箪笥を開けた瞬間、その息吹きを感じたのでしょうか。 |
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それ以来、アンティーク、とくに昭和初期の着物を愛するようになりました。“通崎好み”を探求する原点です。古着屋さん通いに加え、昭和初期の雰囲気をもつ“通崎好みの新作”を、デザイナーさんと協力して創作する道へ・・・。コレクション&クリエイションと表現するのはこのためです。 |
粋な雰囲気 白地&黒地の羽織 |
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画家須田剋太が描いた肖像画 |
会場では、テレビ朝日の「徹子の部屋」に出演したときのこだわりの着物や和装小物など、膨大な量が展示されています。男性客が多いのにも驚かされました。会期は6月29日まで。
ルポ:駒たん・楢よしき |
著名な音楽家 平岡養一に関するコレクション |
徹子の部屋に出演 こだわりの帯 |
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<動画> 通崎睦美選展 東大阪市民美術センターにて
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