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2010年1月13日掲載
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<シリーズ企画 |
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寅年に因み、虎の絵をご覧ください。今年は、この虎の元気にあやかりたいものです。
作者は、2007年のシリーズ企画 『ぶらり散歩道』 で絵を提供いただいた甲斐寿夫さん。
新庄在住で、今年87歳になられます。昨年夏に体調を崩されましたが、現在は健康にな
られて、朝の散歩は欠かさずとのことです。
甲斐さんが描かれた絵の中から、東大阪に関するものをお借りし、シリーズを再開します。
編集部
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梶無神社 |
六万寺町にある延喜式内社。古代の河内湖の水際にあたり、神話にまつわる伝承もある。
祭神は、一説に、瓊瓊杵尊、木花開耶姫命とされるが不詳である。楠の大木があり、近年は、フクロウの仲間の『アオバズク』のつがいが毎年飛来して雛を育てている。近鉄瓢箪山駅から南へ約1キロ。途中に埋蔵文化財センターがある。
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中小阪地蔵石仏 |
江戸中期の享保年間に川底から掘り出され、転々としたのち、ここに安置されたという。なめらかな肌で、腰掛けて右脚はおりまげ、左脚を立てた『半跏』の姿。『北向延命地蔵』といわれている。府の指定文化財。 近鉄八戸ノ里駅南約800メートル。近隣に、司馬遼太郎記念館がある。
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千手寺 |
開祖は役行者。本堂は、『光堂』といわれている。弘法大師・維喬親王・在原業平ら歴史上の人物が登場する真言宗の寺。本尊の千手観音立像・不動明王画像・不動明王像など、貴重な仏像がある。境内には、明治の落語家、桂文之助のちょっとひねった句の石碑があるのがおもしろい。近鉄石切駅南西400メートル。入り口は、石切劒箭神社の参道商店街に面している。
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<作者について>
水彩画の提供は、新庄在住の甲斐寿夫さん(87歳)。
若いころから絵は好きだったが、鉄鋼関係の仕事に就いて絵の道を断念。退職後に一念発起して、日本画の勉強をはじめる。日本や世界の訪問地のスナップ写真をもとに、絵を描き続けている。その他、大作も手がけ、全体の制作量は膨大なものになる。
※上記の風景画等は甲斐寿夫氏の著作物です。
本誌が許可を得て掲載しているものです。無断転載及び無断二次使用を禁じます
編集部
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