2010年5月28日掲載
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瓢箪山に
こんな店が!
3月の中頃、瓢箪山の駅を南へ数分のところ。埋蔵文化センターへ向う途中に、この店を発見。(あれっ!こんな店あったかな・・・)
店構えの雰囲気にも惹かれて中へ。 |
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カウンター席に座ると・・・
店の中は、カウンターの5席とテーブル2台8席の、こじんまりした家庭的雰囲気。(とりあえずステーキにするか、値段も手ごろやし!)
カウンター席にすわると、料理の手際が見える。わたくし、まったくの素人ながら、『これは、本格的な料理人だな・・・』と直感。 おずおず尋ねると、気さくに答えてくれた。 料理人は、オーナーシェフの山川雅一さん。
(だから、店の名が『やまかわ』)
昨年の6月にオープンしたが、それまでは、北の老舗レストラン『清楓グリル』のシェフとして腕をふるってきた。(やっぱり!)
経営者が、店をたたんだことから、自分の店を持ちたいという念願の夢を、ここで実現したという。(すごいエネルギーだ!)
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ステーキはしょう油ベース
さて、出来上がったステーキは・・・。
肉質はやわらかくてジューシー。『清楓グリル』に出入りしていた大手肉屋さんが配達する。
しょう油ベースの味付けは、多くの人に親しんでもらいたいからという。
(おじさんの舌にはぴったり)
さて、そのステーキの写真だが、この時は飛び込みでカメラの用意がない。後日、掲示してあるものを写したのが左の写真。
(安直でごめんなさい)
ついでに、ステーキの日のサービスの情報も・・・。 |
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「これは、みなさんに紹介を」と、その後、三度訪れ、都合3種の料理をいただいた。 |
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“舌平目”は自ら中央市場へ
二回目の訪問では、『舌平目のムニエルと、カニクリームコロッケ』を注文。舌平目は、香ばしい味が食欲をそそる。魚は、山川さん自身が中央市場まで出向き、目利きしているという。クリーム系が好きでないわたくしだが、このカニクリームコロッケは、もっと欲しかった。
これに味をしめ、三回目は、おじさん二人をさそい、もう一度舌平目に舌鼓を打つことに。
<おっちゃん三人で 六万寺界隈を歩く> ←(見てくれました?)
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あたたかい雰囲気で居心地よし
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さて、四回目は、もう馴染みのように話に花が咲く。山川さんが、かっての高校球児で、『日通』のノンプロから、料理人の修行に入るまでの話や、愛妻の満美子(まみこ)さんとの馴れ初めや、二人して苦労した話まで聞かせてもらう。
(とてもアットホームな雰囲気) |
奥さんの満美子さん |
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サクサクでぷりぷりのエビフライ
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今日は、『豚の生姜焼きと、海老フライ』を注文。さて、その海老フライだが、サクサク感とぷりぷり感のハーモニーにびっくり。山川さんによれば、サクサクとした食感を楽しんでもらうため、衣には荒目の生のパン粉を使っているという。
また、タルタルソースにも驚かされた。しゃきしゃき感があるのだ。こんなのは初めて。(ソースだけでも味を楽しめる)
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さらに写真上部に見える立方体のものは、グラタンだ。ホワイトルーにショートバスタのツイストを入れ、冷えて自然に固まったもの。(未知との遭遇に、大感激) |
ホワイトルーから手作りのグラタン |
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「手間を食べていただく」
山川さんの料理は、素人目にも手間ひまがかかっていることが見て取れる。料理のわかる人なら、もっときちんと伝えることができるのだが・・・。山川さんは、手を抜くことなく、「手間を食べていただく気持ちで」と語る。
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本格シェフの多彩な技が楽しめるのは、うれしいことだ。次回は、シェフ自慢のデミグラスソースを賞味させてもらおう。
レポート:楢よしき |
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