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2012年12月14日掲載
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東大阪の北西。大阪市の東成区や
城東区と接するあたりに、今回オスス
メのレストランがあります。
アクセスは中央大通りを利用すれ
ばすごく簡単。気軽なお昼のランチか
ら、雰囲気のあるディナーコース、おせ
ち料理まで、いろんな注文に応じてく
れます。
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“癒しの隠れ家“の雰囲気
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中央大通りを何度も往来してますが、気づきませんでした。それもそのはず、阪神高速高井田入口付近の、普段は通らない側道沿いにあったのです。英国古民家風のレストランを見つけたときは驚きました。中に入ってまた感動。欧風アンティークが別世界へと誘います。レストランの名はシェノワ。
くるみの家という意味です。 |
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訪れたのは12月はじめ。巨大な
クリスマスツリーが、高い吹きぬけ
に吊り下げられています。
欧風家庭料理がシェノワのコンセ
プト。先代オーナーシェフ桑原 茂
さんが、心斎橋の老舗レストラン
「乃呂」で修行の後、この高井田の
地で創業して40年。
今、これを受け継ぐのは、創業者
の息子であるオーナーの桑原邦明
さんと、シェフ桑原 健さんの兄弟
です。 |
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“シェノワの味”へのこだわり
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チーフシェフ 桑原 健(けん)さん |
シェノワ自慢のデミグラスソースは、数十種の野菜や香辛料を2日間かけてじっくりと煮込み、継ぎ足しを繰り返して、開店から変わらぬ味を守っています。今日、私は、このデミグラスソースを使ったハンバーグと、これも自慢の自家製ブリオッシュパンを食べることにしました。深いこくのあるソースと、ジューシーなハンバーグ。焼きたてのパンで、お皿に残ったソースを拭うように食べました。 |
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デミグラスソースのハンバーグ と ブリオッシュパン
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シェフの桑原さんは、受け継いだ味や技術を守りながら、お客さんが求めるものに応えていきたいと、創作意欲を燃やしています。より美味しく、より楽しくと、シェノワの味を追求する若い情熱が伝わってきます。 |
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若い感性で伝統を受け継ぐ
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ディレクターを務める川神篤史さんに話を聞き
ました。この家の欧風アンティークは、先代オーナ
ーが蒐集したもの。現在の桑原邦明オーナーは、
自身の経験から、お父さんと子どものお料理教
室を開いたり、キッズコーナーを設けたりと、「家
族時間」を提案しています。ライブ演奏※で食事
を楽しむ企画も盛りだくさん。
これから、クリスマスディナー、忘年会、洋風お
せち、新年会と、大忙しの時期になるようです。 |
ディレクター 川神篤史さん |
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オーナーをはじめスタッフは、伝統に若い感性を吹き込みます。
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ルポ:楢よしき
写真の一部はシェノワ提供
※ライブ映像は最下段 |
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