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2014年2月25日掲載
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写真の一部は、ロールオーバー効果で二枚見られます |
瓢箪山駅前にオープンしたばかりの「リーシャン」。若きオーナーシエフが腕をふ
るう、広東風チャイニーズダイニングの店と聞いた。店構えの雰囲気が中華料理
の店と違うことに、まず驚いた。
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オーナーシェフは栗山真嗣(くりやま・まさつぐ)さん。とても若い37歳。店の近く、四条の出身です。
三重大の建築科で学んでいるとき、飲食関係のアルバイトで料理の魅力に目覚めました。お客さんがうれしそうに食べている姿や、「美味しい」という言葉に感動を覚えたといいます。
それから進路を大幅修正。大阪市内の有名中華料理店「オーパスワン」や大東市の姉妹店「倉又」で12年間の修業の道へ。昨年の年末に、地元でめでたく独立を果たしました。 |
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食は広州にあり
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“食は広州(広東)にあり”と言われますが、食材が豊富で、ことに海の幸に恵まれています。魚介類が豊富なところは、わが国とも共通しています。
リーシャンでは、広東風海鮮料理の技を生かし、新鮮な素材のあっさり味が特徴です。 |
鯛のお造り シェフが目の前でドレッシング |
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中華料理といえば油っぽいという感じをもっていましたが、どれも、私たちの口に合います。和食に中華風味を添えた感じです。店の雰囲気が和風なのも理解できました。
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静かな雰囲気
ラーメン屋や普通の中華料理店とは違って、落ち着いた静かな雰囲気が漂います。女性客が一人で訪れても安心のできる上品なお店です。
カウンターは、オープンキッチンになっていて、シェフの手さばきが見られます。
これも、食の醍醐味の一つです。 |
甕入り紹興酒 & 芋焼酎 |
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<動画> チャイニーズダイニング リーシャン (瓢箪山) |
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二階には和風のテーブル席があります。4テーブル16席。円卓を回して食べる形式ではなく、会席風です。食を楽しむグループ、お客さんの接待や商談、若い人のデートにも使えそうです。 |
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最後に、店名リーシャンの由来を聞くと、「私の名の栗山を中国語読みにしたものです」と、明かしてくれました。若いシェフの食への挑戦に期待します。
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