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2010年6月27日掲載
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自然の営み |
<夕暮れの観音さま> |
自然の雄大さ、絶妙さを感じさせてくれる夕陽二題。刻々とした変化にじっくり付き合う気持ちがなければ、チャンスは訪れないのでは・・・。レンズを向け、息を潜めて待ち構える者に、自然の神秘が明かされる一瞬のよう。至福の時間をともに味あわせてくれたカメラマンに感謝。 |
< 龍の木 > クリック:拡大 |
それにしても、太古からこの光景は幾度くりかえされたのか。人々は、沈む夕日を眺めながら、明日も太陽が昇ることを祈ったり、西方浄土へのあこがれを感じたりしたのではないか。河内平野の落日は、人々の祈りをのみ込んで沈みゆく。 |
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風雪に耐えて |
< 十三仏 > |
苔むした石仏と石灯籠がたたずむ。普段、気にもかけず通り過ぎそうな場所である。しかし、こうして目の前に示されじっくり見ると、派手さをすべてそぎ取った画面から、昔の人々の声が聞こえてきそうだ。 |
石を刻んだ石工の心、この場所にやってきて手を合わせたさまざまな世代の人たちの願い、永くこの場所でこれらを守り続けてきた人々の心意気。
人生経験を積んでいる人にほど、この石造物は多くのことを語りかけるのではないだろうか。
石は、風雪に耐え、みんなの願いをしみこませながら悠久の時を旅している。 |
<悠久の燈籠>
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生きる喜び |
誰が見ても、愛おしく、ほほえましい写真。それにしても、なぜ私たちは幼子を好ましく思うのだろう。他人さまの子どもでも、つい顔がほころんでしまう。
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<喜びの春>
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自然の営みの中で、一人の人間の生きる時は短いけれど、子から孫へと命はつながっていく。
生きる喜びや生きる姿は記憶され、歴史となって、文化となって、この生駒山麓に連綿と伝わっていくにちがいない。 |
<お参りのまえに>
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