2015年5月31日掲載
2016年1月26日更新
|
|
|
町に広がる歌ごえ
<動画> ー鳩まめ訪問ー “とようら歌声くらぶ” ←ジャンプ
2016年(平成28)例会案内 ← クリック
歌曲のリスト ←クリック
|
|
ここは生駒山麓の豊浦町にある豊浦自治会館。中から歌声が聞こえてきます。今日は、とようら歌声くらぶの二カ月に一回の例会の日です。何と、40人近くのご婦人たちが歌集を手に合唱しています。 |
豊浦自治会館 |
|
懐かしのメロディーを和気あいあいと
|
歌集を手に A & B |
ドレミの歌、七つの子、ゴンドラの歌、涙(なだ)そうそうなど、歌はいずれも聞き覚えのあるものです。歌詞カードを見せてもらうと、童謡、唱歌から叙情的な歌謡曲まで30曲ほど。ストックされている約180曲の中から選ばれています。 |
|
ギターで歌をリードするのは、白一点の山口隆司(りゅうじ)さん。豊浦の自治会長を務められたこともあります。軽妙な語り口に時々笑いが起きる中、ゆったりとした時間が流れます。
昔覚えた歌をうたうとき、脳裏には折々の光景が走馬灯のようにめぐります。
どの方々も、丁寧に慈(いつく)しむように歌っておられるのが印象的。
例会の中では、誕生月の人々に“ハッピーバースデー”の歌のプレゼントがあるなど終始和やかです。 |
歌をリードする山口隆司さん |
|
|
ゲストを招いて楽しむ
|
二胡を演奏する栗山さん |
とようら歌声くらぶでは、ゲストを呼んで演奏を聞く時間をとっています。いろいろな楽器に親しんでもらいたいとの思いからです。
この日は、旭町に住む、二胡(にこ)愛好家の栗山俊子さんが招かれ、哀愁ただよう音色を会場に響かせました。 |
|
また、山手町在住で歌声くらぶでお馴染みのギター奏者 中小路洋さんが久しぶりに顔を見せました。山口さんとデュオでギターの演奏を聞かせます。
例会は、バラエティーに富んでいて、マンネリ化を防ぐ工夫を感じます。
参加者に感想を伺いました。
|
ギターのデュオ 中小路さんと山口さん |
|
|
|
|
歌の上手・下手に関係なく
大きな声が出せるのが魅力
です。こんな場を作ってもら
って感謝しています。
増田英子さん(額田町) |
主人がデイサービスに出か
ける時間に来ています。歌っ
てると、気持ちがすっきりしま
す。楽しい時間です。
大浜多美子さん(立花町)
|
この会が始まって以来の
メンバーです。参加する方
が多くなりました。みんなで
楽しみたいと思います。
田中隆子さん(立花町) |
|
|
歌声くらぶ発足は?
|
|
歌声くらぶのリーダーの山口隆司さんに、ご本人のことと、とようら歌声くらぶについて伺いました。
|
|
山口さんが音楽好きなのは父親ゆずり。父親はよくハーモニカで曲を吹いてくれたそうです。ギターに興味を持ったのは兄達の影響。高校時代には、“禁じられた遊び”に感銘を受けたといいます。しかし、旅行会社に勤めてからは、練習から遠ざかっていました。早期退職後、ふたたびギターの技を独学で磨きます。 |
|
とようら歌声くらぶの発足は、2009年(平成21年)1月9日。
同じ豊浦に住む田中芙美子さん(右写真)が、童謡・唱歌の歌声サークルを作ろうと先生を探していました。自治会役員同士の間柄もあり、自分のギターが役に立つならと名乗りでて、歌声くらぶ発足の運びとなりました。
|
田中芙美子さん |
|
山口さんは、「最初は、一年間やっても人が集まらなかったらやめてもいいと思っていました」と、七年前を振り返ります。
8名で出発した歌声くらぶも、今では登録会員66名(2015・5現在)の大所帯。加納や花園からもやってこられます。
|
お話を聞かせていただいたメンバーのみなさん |
山口さんをはじめメンバーには、歌声の輪を東大阪に広げてゆきたいという想いがあります。
出前の歌声くらぶとして、望まれるところには出向く姿勢です。
取材を通じ、歌声の輪がもっと東大阪に広がればいいと感じつつ、帰路につきました |
|
<情報>
とようら歌声くらぶ
例会:奇数月の第2木曜
場所:豊浦自治会館
時間:13:30~
例会費:500円
問合わせ:
072-981-2223
(田中芙美子)
|
|
|
1
<動画> 鳩まめ訪問 “とようら歌声くらぶ” |
|
ルポ:F・村上、楢よしき 校正:駒
|
|
↑上に戻る
|
|
ご意見・ご感想をお願いします。 一番下をクリック ↓ |
|
トップページに戻る |
|