2015年7月7日掲載
2016年8月4日加筆
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2016年8月4日 加筆 一周年を祝う←クリック
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河内木綿 はたおり工房
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河内木綿の伝統工芸の復活と再生を願って活動してきた“河内木綿 工房「草香」”が、この度移転し、“河内木綿 はたおり工房”として新規OPENすることとなりました。 ところは石切神社参道沿いで、お参りの人や観光客も多く通るところ。古民家の内部を改装した広々とした空間は、癒やしの場所や観光体験スポットとしても期待が高まっています。
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喜びのオープン祝賀会
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7月1日(水)、“河内木綿 はたおり工房”のオープンの日。工房のメンバーはうれしさでいっぱいです。この日に合わせ短期間で準備を進めてきました。あいにくの雨模様でしたが、お祝いの訪問客が続々とやってこられました。 |
河内木綿 はたおり工房のみなさん |
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寺田秀興さん 中井由栄さん |
この場所を提供したのが寺田醫院理事長の寺田秀興さんです。伝統工芸の振興と参道商店街の活性化に期待を寄せています。
はたおり工房の主宰者である 中井由栄さんは、地の利や家屋の広さ・雰囲気はこれ以上のものはないと、大きな喜びを語ります。 |
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司会の中井由栄さんと 挨拶の野田邦雄さん
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祝辞を述べる まちむら文化研究会代表 杉山三記雄さん |
オープン記念のセレモニーでは、お祝いの挨拶がありました。野田金属工業㈱会長で、大阪モノづくり観光推進協会副会長の野田邦雄さんは、この場所が伝統のモノづくりの見学体験の場所として、大いに発展してほしいとの期待を述べられました。 |
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昔ながらの 作業民具
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ここでは、いたるところに紡織用の民具が置かれています。これは飾りではなく、すべて現役で活躍しています。
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工房では、畑で木綿を栽培し、綿から糸を紡ぎます。その糸を徳島県藍住町の歴史館「藍の館」の協力で本藍染めにします。
それを2台の高機(たかばた)で、河内木綿に織り上げます。
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2台の高機 |
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染色の作業場 |
工房では、藍染めのほか、草木染めの技法も駆使します。また、藍染めの原料となる蓼藍(たであい)を自家栽培し、簡便な染色のやり方で体験のための制作もおこなうことができます。
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伝統技法でおしゃれなグッズ
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伝統jの技法に斬新なデザイン |
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伝統の技法を復活させても、今の
時代に受け入れられなければ永続
きはできません。
工房では、河内木綿の新たな用途
の開拓や製品のデザイン開発に力を
注いでいます。
技術の復活以上に、これが一番難
しいことかもしれません。
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伝統技法を使い、そこに現代的なセンスを吹き込むという課題への挑戦は、これからも続きます。
並べられた製品への消費者の厳しい目に鍛えられながら、“河内木綿 はたおり工房”は 一歩一歩前進を進めてゆかれることでしょう。 |
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お祝いに駆けつけた人たちは、大いに寛いでおられます。和風の間の心地よさや、工房のメンバーの方々のフレンドリーな雰囲気に、何度もここを訪れたい気分になりました。
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<情報>
河内木綿 はたおり工房
住所 :東石切町3丁目2-13
体験内容:糸繰り、糸紡ぎ、着尺巾・
小型織り機、卓上織り機、
綿の栽培、草木染め等
開館 :11:00~16:00
休館 :不定休
問合わせ:TEL・FAX
072-987-0189
080-3771-8368(中井)
k既報
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<動画> “河内木綿 はたおり工房” オープンの日! |
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ルポ:楢よしき 校正:駒
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