2015年7月24日掲載
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発酵食品は日本の宝 |
雨が多く湿度の高い日本の気候は、微生物の繁殖に適した条件がそろっており、昔から様々な発酵食品が作られてきました。発酵食品とは微生物の発酵作用を利用して作った食品のことで、発酵させることで、もとになる食品以上にうま味、栄養価、保存性がたかまります。 |
発酵食品には、みそ、醤油、納豆、みりん、酒、酢、かつお節、パン、漬けものなど身近な食品が多く、私たちの健康に貢献する効果も絶大です。これらをなくして日本の食はありえません。 |
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納豆の効用 |
中でも納豆の効用はマスコミに頻繁に取り上げられ、だれもがその効果の素晴らしさを知っています。昔は関西ではあまり納豆を食べる習慣はなかったのですが、最近では学校給食にも出されるので、子供のころからおなじみの食材です。納豆の効用は、癌予防、疲労回復、老化防止、便秘解消、胃腸虚弱、などなど数え上げたらきりがありません。 |
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そんな中で一番注目されるのは納豆キナーゼの血液サラサラ効果です。即ち、納豆キナーゼには血栓を溶かす働きがあり、この効果は食べた後10時間くらい持続します。私たちの体の中では、全身の筋肉を使わない深夜から明け方にかけて血栓がつくられることになっていますので、1日のうちでは夕食に納豆を食べるのが効果的な食べ方と言えるでしょう。 |
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もともと栄養価の高い大豆に納豆菌が働き、有用な成分をうみだして味もよくなるので、食品として添加物を加える必要がありません。折り紙つきの自然食品です。作りたての新しいものより冷蔵庫に2~3日置いたものの方がさらに栄養価がアップします。
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こんな素晴らしい食品の製造所が東大阪にあるのがうれしいですよね。直接工場に行ってお願いしてみたら、小さいカップ3個入って100円(消費税込)で買えました。
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納豆に親しもう!
納豆も実は家庭で作れるんです。試してみて下さい。 |
〇材料
大豆150g、市販の納豆 大さじ1
〇作り方
1 大豆は一晩たっぷりの水につける。
2 大豆がひたひたにつかるくらいの水
で、軟らかくなるまで煮る。
・圧力鍋だとシュンシュン蒸気が上
がってきたら火を小さくして20分。
・普通の鍋だと2~3時間。
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3 大豆が柔らかくなったら湯を切る。
4 市販の納豆に沸騰した湯を約50cc加
えて撹拌。(納豆菌は殻をもっているの
で沸騰したお湯をかけても死なない。)
5 3と4をまんべんなくよく混ぜる。
6 タッパーなどの容器に広く浅く5を広げ
る。(納豆菌は生育に酸素を必要とする
ので空気と触れる面積を大きくする)
7 蓋は軽くのせ、35℃~40℃で1日保
温して出来上がり。冷蔵庫に半日くらい
置くと熟成されます。 |
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