今どうなってるの?!東大阪
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 2016年4月17日掲載
                                    

 

 
ボルダリングというスポーツをご存知でしょうか。私は、最近まで知りませんでした。
岩登りや沢登りなどのクライミングの一種です。そのうちボルダリングというのは、道
具を使わず、シューズと滑り止めのチョークだけで岩(Boulder)を登ります。
 ボルダリングを屋内で楽しむことが出来る施設が、東大阪にいくつかあります。
 そのうちの一つ、
“クライミングジム Dru(ドリュー)”  を見学させてもらうことにし
ました。ちょうど
キッズタイムで、子どもたちの元気な姿が見られました。

                    目次
 

     
①こんにちはクライミングジムDruー←ジャンプ
  
      子どもたち ボルダリングに挑戦 ←ジャンプ
            
      クライミング愛好家からジム経営へ←ジャンプ

      動画 子どもたちボルダリングに挑戦 ←ジャンプ

     
            


     
こんにちは! クライミングジム ドリュー 
 
 
 パン工 

 
クライミングジム Dru(ドリュー) キッズタイム

 ところは、近鉄けいはんな線の新石切駅前。2番出入り口の階段を降りたら、壁の絵が目に飛び込んできます。

 一歩中に入ると、岩を模した壁にカラフルなホールドがいっぱいの非日常の異空間です。

 この時間帯は、キッズタイム。子どもたちが練習中です。

ホールド=手足をかけてのぼる突起

ドリューの壁絵 &  正面入り口
    


一般の人の練習風景 &  キッズタイムの風景
 別の壁では、一般の人も挑戦中。
 ボルダリングは、ただ登ればいいというものではありません。どこから登ってどこへゴールするかという
“課題”が設定され、それに挑戦するわけです。
 課題の難易度は、経験と技量によります。
             

 ドリューのオーナーの大谷育生さん(57歳)。今日は、キッズタイムにやってきた小学生の指導にあたっています。

 途中で立ち往生する子どもには、手や足の置き方を的確にアドバイス。

 達成感を味わわせながら、少しずつ難度を上げてゆきます。


 

クライミンズジムDru 大谷育生さん



 子どもたちボルダリングに挑戦                         
シエル

付き添いのお母さんとやって来た小学生たち (足元はふかふかのマット)
 さっそく、4人の子どもたちの活動のようすを見せてもらいました。
 どの子も、ボルダリングは今日が初めて
です。

 手や足の位置取りを大谷さんから指導してもらいます。
 

立ち往生したら声がかかります

果敢に壁に挑む子どもたち
 しだいに登ることに夢中になる子どもたち。バランス感覚や集中力が必要です。

 大谷さんの指導で、ゴールの目標がだんだん高くなります。子どもたちは遊び感覚で全身の筋肉を働かせています。体幹も鍛えられそうです。

 後半になると、子どもたちは登るのに慣れ、さらに難しい課題に挑戦しようと、意欲満々。

 練習の合間に、二人の小学生にインタビューさせてもらいました。
 
       山口郁文(いくみ)君 (4年)

 アイドルグループ“嵐”の番組で興味を
もったと、語ってくれました。
       岩谷優大(ゆうだい)君 (4年)

 学校の体育と違い、ひとりで考え頑張
らないといけないと、語ってくれました。
 子どもたちの活動のようすを見ていて、昔遊んだ木登りや崖登りを思い出しました。

 でも、今の都会にはそのような環境はありません。安全が叫ばれる中、ワクワクするような冒険心を満足させられる場所もないようです。

ありがとうございました」と、御礼のあいさつ

 目を輝かせながら壁に挑戦する姿を見て、子どもは今も昔も変わらないと痛感。晴れ晴れとした顔で帰ってゆく子どもたちを見送りました。取材に応じていただき、ありがとうございました。



クライミング愛好家から ジム経営へ

OSJ工房

クライミングの様子

岩場に挑戦中の 大谷さん 
 子どもたちが帰ったあと、オーナーの大谷さんにお聞きしました。

 
クライミングジム“Dru(ドリュー)”の開設は、2014年の9月。25年間の会社勤めを辞めての決断です。
 大谷さん自身、クライマーとして六甲山系、兵庫の道場・烏帽子岩、岡山の備中エリアなどに出かけています。

 奥さんの
八寿子(やすこ)さんともパートナーを組み、リードクライミングに挑みました。
リードクライミング=基本的にクライマー(登る人)とビレイヤー(地面でロープを確保する人)の2人
              1組で行われ、クライマーはクイックドローにロープを掛けながら登る。


 ボルダリングとの違いは、人数と装備。
 リードクライミングは、二人一組で装備も5種ほど必要。一方、ボルダリングは、一人で挑み、必要な装備はシューズと滑り止めのチョーク
(炭酸マグネシューム)のみ手軽に挑戦できます。
 

クイックドロー(ヌンチャク)

人工壁でリードクライミング

奥さんの八寿子さんとリードクライミング
 岩場のボルダリングでは、安全用のマットを敷いたりするそうですしかし、屋内の施設ではその心配はありません。比較的安全に楽しめます。

 ここで体作りをして、岩場のクライミングに備える人もいるようです。
 「今は忙しくて、岩場に出かける余裕がありません」と、苦笑する大谷さん。クライミングの楽しさを、多くの人に伝えることに喜びを見出しておられるご様子。

 大切な時間をいただき、ありがとうございました。

 奥さんの八寿子さん  歴1年の山下智史さん  クライマー仲間山下潤さん 大谷さん
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 <動画>子どもたちボルダリングに挑戦
東大
  クライミングジム
      
Dru(ドリュー)
所在地 東大阪市西石切町3-5-8
電話 072-921-3156
営業 平日 13:00~22:00
土日祝 10:00~21:00
定休日 月曜日
駐車場 駐輪可 車はコインパークへ
HP クライミングジムドリュー←クリック

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    ルポ 楢よしき  校正:駒
写真の一部は、クライミングジム ドリュー提供   
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