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2017年2月15日掲載 |
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3市合併により東大阪市が誕生して50周年。また、東大阪市民美術センター
が開館して20年を迎えます。その記念として、市民美術センターでは特別展示が
おこなわれています。著名な画家である、安野光雅(あんの・みつまさ)氏の描か
れた皇居内に咲く花々の作品群。貴重な展覧会をご紹介します。
目次
お断り:写真撮影のため、色彩色調は実物と相違します。
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① 市制50周年・市民美術センター開館20周年
特別展 |
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ウメ & イイギリ |
東大阪市民美術センター |
東大阪市民美術センター(以降:美術センター)では、ビッグな特別展が開催されています。市制50周年・美術センター開館20周年を記念するものです。
展示されているのは、著名な画家、安野光雅氏の作品。 |
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氏は、1926年(大正15年)島根県津和野町の生まれ。絵本作家・画家・装丁家として多くの人々に愛されてきました。国際アンデルセン賞・菊池寛賞そして、2012年には文化功労者として顕彰されました。美術センターでは今回が三度目の登場です。 |
精力的に過ごされている 安野光雅氏 案内パンフレットより |
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津和野の街並み & 安野光雅美術館 ホームページより |
生まれ故郷の津和野町には、安野光雅美術館があります。津和野の街並みに溶け込むようにたたずんでいます。ここには、4000点にのぼる氏の作品が収蔵されています。
安野光雅美術館←クリック |
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② 四季折々の 御所の花
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ヤブツバキ & ヤマボウシ
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<動画>学芸員インタビュー
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今回の展示は、“御所の花”。
皇居の中の四季の花々を描いた作品群です。
じつは、氏は、天皇皇后両陛下の本を装丁したご縁から、1年余にわたって皇居の植物を描く機会に恵まれました。その数、130点。今回の展覧会は、その総てを一堂に展示することとなりました。 |
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御所のある吹上御苑は、武蔵野の自然を生かした庭。両陛下が時間をかけて作り上げられたようです。描かれた植物は、自生のもの・縁あって移植されたものなど様々。
作品は、春・霞(夏)・舟(秋)・到(冬)に分けて展示されています。 |
皇居地図 宮内庁ホームページより |
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春 |
カタクリ |
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霞(夏) |
.
クリック:拡大 |
ノカンゾウ |
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舟(秋) |
フジバカマ |
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到(冬) |
クリック:拡大 |
ススキ |
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③ 心安らぐ心地良い 空間
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ノハナショウブ & ヤブラン |
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一つ一つの花々の美しさや魅力を最大限に引き出すため、氏の豊かな技法が駆使されているように感じます。それぞれの花の固有の美しさが、すっと心に入ってきます。照明をおさえた館内は、大変落ち着いた雰囲気。 |
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<動画> 安野光雅 御所の花 東大阪市民美術センター |
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④この機会に 是非!
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シュウメイギク & リンドウ |
この特別展示の期間は、2月1日(水)から3月26日(日)まで。
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東大阪市民美術センター |
市民美術センター情報 |
開館時間 |
10:00~17:00
(入館は16:30まで) |
休館日 |
毎週月曜日
(※3月20日開館、翌21日休館) |
入場料 |
一般500円
(※中学以下、65才以上、
障害者手帳所持者は無料) |
HP |
http://higashiosaka-art.org/ |
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参考:東大阪市民美術センターパンフレット・安野光雅美術館パンフレット・宮内庁ホームページ |
写真・作品データ:津和野町立安野光雅美術館 空想工房
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ルポ 楢よしき 校正:駒
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