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2017年9月25日掲載 |
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生駒山麓の枚岡神社では、現在、平成の大造営が行われています。各所の修復
・建替えが、本殿創建千三百七十年記念として取り組まれているものです。
今年は、二之鳥居の修復と斎館増改築がおこなわれました。9月5日には鳥居の
修復工事があり、17日には二之鳥居と斎館の竣工祭が執り行われました。
鳥居を建てる工事と竣工祭のようすを取材しました。
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枚岡神社
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二之鳥居修復 竣工祭の通り初め |
平成の大造営事業 クリック:拡大 |
枚岡神社では、平成28年(2016年)より、本殿創建1370年記念として、平成の大造営を進めています。昨年には、拝殿・鶏鳴殿(けいめいでん)の増改築工事が終了。今年は。二之鳥居の修復と斎館の増改築がすすめられ、9月17日(日)には、竣工祭が執りおこなわれました。 |
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竣工祭で挨拶 中東 弘 宮司 |
当日は、台風18号が接近し、竣工祭の開催が危ぶまれていました。しかし、式の途中から頭上に青空が広がり、祭典は無事終了しました。
中東 弘宮司は、挨拶の中で、平成の大造営に対する奉賛への感謝と、さらなる協力のお願いがされました。 |
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生駒山上は厚い雲におおわれている (9時半) & 一転青空に (10時半) |
二之鳥居 清祓い |
修復なった二之鳥居では、神社関係者や一般の人たちが竣工祭を見守ります。清祓いのあと、通り初めがおこなわれました。氏子の中から、夫婦三代が健在な三家族が選ばれ、晴れの通り初めの舞台を務めました。
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増改築した斎館 |
増改築なった斎館でも清祓いが行われました。氏子総代や崇敬会の人々が館内の見学会をおこないました。 |
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一般の人も入って記念撮影 |
夫婦三代の家族の記念撮影 |
枚岡神社の平成の大造営は、平成33年まで続けられます。
来年には、いよいよ本殿の修復工事か開始される予定です。
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<ユーチューブ> 枚岡神社 二之鳥居・斎館竣工祭
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② 二之鳥居修復現場から
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近鉄奈良線のガードをくぐる大型トレーラー |
近鉄職員・工事関係者が見守る |
枚岡神社の平成の大造営の一環として、二之鳥居の修復が行われます。9月5日(火)には、鳥居の柱、笠木などが運び込まれ、組み立てが行われます。大型トレーラーが奈良線のガードをくぐり抜けるときは、近鉄職員立会いの特別体制。ここを無事くぐり抜け、神社に到着しました。 |
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二之鳥居の修復現場 |
左は笠木・島木 右は尾鷲からの柱二本 |
今回の修復では、鳥居の一番上の笠木・島木と横材の貫(ぬき)は痛んでいないため、再利用します。痛んだ柱2本は取替えとなります。この柱は、熊野灘に面した三重県尾鷲(おわせ)の大台ケ原山のふもとから運ばれてきました。稀有な大きさのヒノキ材です。 |
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鳥居の構造 クリック:拡大 |
工事は、奈良県桜井市の瀧川寺社建築(瀧川 伸社長)が請負います。熟練の職人さんたちの技と、重機の力でまたたく間に組み上がります。 |
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重機の力はすごいもの |
しばらくの間、鳥居が撤去されて寂しかった参道入り口が、しだいに威容を取り戻していきます。
大型トレーラーや重機のない時代、人々はどのように仕事をしていたのかと、作業風景を見ながらふと考えさせられました。
みなさんがこんど神社に来られるときは、修復なった二之鳥居をじっくりとご覧になってください。
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ユーチューブ 二之鳥居 工事現場から
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ルポ K・東野 楢よしき 校正:駒
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