2017年11月8日掲載
10月はどこも秋祭りで賑わいます。祭りが近づくと、うずうずするという“お祭り
好き”もたくさんおられます。祭りの中でも、ハイライトは、地車曳きや太鼓台担ぎで
す。東大阪は地域によっては、どちらかしか見ることができない地域もあります。今
回の秋祭りは、どちらも見ていただくよう、地車と布団太鼓の両方を取材しました。
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成和地区・弥栄地区
VIDEO
産土神社宮入 (成和地区)
10月14日の午前8時ごろ、成和地区にある 産土 (うぶすな) 神社 に到着。宮入した地車はまだ一台しかいません。今年の当番の北楠風荘が、他地域の地車の集合を待っているところでした。
産土神社入り口
榎本雅一 (まさかず) 産土神社宮司
辰野尚胤 (たかつぐ) 北楠風荘地車保存会会長
しばらくすると、次々に地車がやってきます。 東楠風荘 (ひがし・なんぷうそう) 、 寺島 、 鴻池 、 新庄 、 南楠風荘 、 三嶋 の合計7台。産土神社の境内は、地車がひしめいています。
榎本宮司が執り行う神事のあと、お祓いがおこなわれました。
広野菜悠 (なゆ) さん(小5) 林 来斗くん(6歳)
産土神社宮入 (成和地区)
今年の当番の 北楠風荘 の子ども二人が、地車囃子に合わせ “龍踊り” を披露してくれました。
宮入が済んだ地車は、いっせいに街へと繰り出していきました。
弥栄だんじりまつり (弥栄地区) セレモニー風景
石田勝彦 弥栄校区自治連合会会長
こちらは弥栄 (やえ) 地区。10月15日の朝10時、横枕北公園では、 “弥栄だんじりまつり” のセレモニーがおこなわれていました。自治会や地車保存会の関係者への日頃のご苦労をねぎらう場面。地域の親睦を深める新しいスタイルです。
弥栄だんじりまつり (弥栄地区)
弥栄だんじりまつり (弥栄地区)
集合している地車は、 角田 (すみだ ) 、 本庄 、 中野 、 箕輪 (みのわ) 、 横枕 (よこまくら) の5台。各町の地車は、おもいおもいに飾り立てられ、大切にされていることがわかります。セレモニーのあと、それぞれの地車は、 “やり回し” を見せたあと、街に繰り出していきました。
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② 東大阪秋祭り風景 布団太鼓
枚岡神社 ・秋郷祭
VIDEO
神事を終えた神職 参拝の人々
ここは 枚岡神社 。10月15日の午後3時過ぎから、 本宮 の宮入が行われます。あいにくの雨ですが、時間が経 (た) つにつれ、人垣ができていきます。
布団太鼓台の宮入風景
雨 カバーをかぶせず宮入も
太鼓台は、次の地域から出されます。 出雲井・鳥居 、 額田 (ぬかた) 、 宝箱 (ほうそう) 、 豊浦 、 五条 、 喜里川 (きりかわ) 、 客坊 、 河内 、 四條 の9つです。そこから大・中・小23台の太鼓台が宮入をおこないます。
やぐらの上から進行する喜里川青年団
宮入の進行を管理するのは連合青年団の役目です。年ごとに、各町の青年団が回り持ちの当番にあたります。
今年は、喜里川青年団が仕事に当たっています。
すっかり暗くなった境内
ごったがえす夜店
境内は熱気に包まれています。太鼓台と担ぎ手が一帯となった動きがみられました。太鼓台を揺さぶる “しゃくり” や、太鼓台を高く上げる “差し上げ” も見どころの一つです。
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ルポ K・東野 楢よしき 校正:駒
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