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2018年2月12日掲載 |
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これをご覧の方の中には、星野道夫さんのことをご存知の方がおられるかも
しれません。1996年、ロシアのカムチャツカ半島で取材中にクマに襲われ亡く
なられたかたです。今回、没後20年の全国巡回展で、星野さんの作品やエッセ
イの言葉にふれることができました。東大阪で、素晴らしい展覧会が開催された
ことを喜び、みなさんにご紹介します。※会期は2月1日(木)~3月4日(日)
index
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一階ホール展示ケース |
東大阪市民美術センター |
2月1日(木)から3月4日(日)
まで、写真家・星野道夫の没
後20年を記念した全国巡回
展が東大阪市民美術センター
で開催されます。
開催に先立つ内覧会での様
子をご紹介します。 |
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1月31日 内覧会にて |
星野さんは若くして国内外で活
躍。第3回アニマ賞、第15回木
村伊兵衛写真賞など受賞します。
しかし、1996年に、ロシア・
カムチャツカ半島での取材中、ヒ
グマの事故で急逝。享年43歳。
奥さんの星野直子氏が来館
されました。 |
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白夜の北極海にクジラを追う(作品の一部拡大) |
撮影を終え、たき火の前でくつろぐ |
アラスカを中心に、極北の
地を撮り、エッセイを書き
綴った星野道夫さん。
学生時代からアラスカの
暮らしと大自然に魅せられ
ついには、アラスカが活動
の舞台となります。
原野での、1~2か月の撮
影行。たった一人の旅で、
話相手は自然だけ。感覚は
研ぎ澄まされ、思索は深ま
ります。
写真に添えられた星野さ
んの言葉は、大自然から託
されたメッセージです。
星野事務所公式サイト←クリック
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カヤック |
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カリブー(作品の一部拡大) |
タテゴトアザラシの赤ちゃん(作品の一部拡大)
(カナダ、セントローレンス湾)
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展覧会には、膨大な数の写真
の作品が溢れています。そして
どの作品も、おどろくほどに完成
度が高いもの。20年近くの活動
とはいえ、ここにあるのはほんの
一部。相当に密度の濃い創作活
動という印象をうけました。 |
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会場の写真と、エッセイの言葉から、星野さんの極北で生き
る“生命”への敬意や慈しみの心が感じられます。普段の生
活で見失っていた新鮮な感覚が戻ってきます。みなさんもきっ
と心が癒されることでしょう。 |
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星野道夫事務所代表 星野直子氏 |
ギャラリートークのようす |
ギャラリートークが内覧会と開
会初日におこなわれました。
作品の解説は、星野道夫事務
所代表の星野直子氏。亡くなっ
て20年、星野さんからのメッセ
ージを届けてこられました。
みなさまもぜひ、作品の前で耳
を澄まし、極北の大自然からの
声をお聞きください。 |
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東大阪市民美術センター
所在地 |
〒578-0924
東大阪市吉田6-7-22
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電話 |
072-964-1313
FAX 072-964-1596 |
開館 |
10:00~17:00
入館は16:30まで
火曜~日曜(毎月休館)
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入館料 |
500円
中学生以下、65才以上、障害者手帳など持参の方は無料 |
HP |
http://higashiosaka-art.org/
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その他 |
お気軽にお問い合わせ下さい
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取材 F・村上、A・福田、N吉岡 楢よしき 校正:駒
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