今どうなってるの?!東大阪
 東大阪市でおきている様々な事柄で、「どうなっているの?!」を独自に取材。
市政情報、地域の情報を皆様に提供している地域密着型情報配信サイトです。
トップページ ホットなニュース 知っ得 市内情報 わがまち東大阪 鳩まめ瓦版 動画ニュース
 動物 ペット 鳩まめ川柳 東大阪・子ども 元気の素 オススメの店 薬膳四方山話 
鳩まめ自己紹介 生駒山麓風物誌 屋敷林だより イベント情報 東大阪伝承料理 おしゃべりコーナー
 2019年7月31日掲載
                                   
                      
 「たしかに今の日本の気候は変だ」と感じている人は増えています。これは
世界中の人々が不安に感じていることでもあります。地球温暖化・気候変動・
異常気象のどの表現をとるかは別にして、地球規模の変動は確実に起きてい
ます。また、それと並行するかのように、種の絶滅、森林破壊、砂漠化、海洋
汚染が進んでいます。地球の環境が悪化する中、私たち人間の暮らし方が問
われています。この問題にどう向き合えばよいのでしょうか。


                    
index
        
 気候変動の真の原因は?! ←ジャンプ
 母なる地球を守るか・・・ ←ジャンプ
 コツコツと活動を続ける人々 ←ジャンプ

         既報:未来は決して暗くない(上)地球温暖化←クリック

 
  
気候変動責任?!


リバプール・アンド・マンチェスター鉄道の開業記念列車(Wikipediaより)


ロバート・フルトンの開発した外輪蒸気船クラーモント号
(Wikipediaより)
 地球温暖化といわれる急激
な気候変動の原因は何?と
問われれば、ほとんどの人は
「CO2あるいは二酸化炭素、
炭酸ガス、温暖化ガス」
など
と答えるでしょう。
 それは間違いではないので
すが、
CO2を悪者にして、温
暖化問題の責任をそらしてし
まう危険を感じるのです。


1814年当時の鉱夫の像 背景は炭鉱 (Wikipediaより)

大気中の炭素の増加 クリック:拡大
 COは、昨日今日に突然増
えたわけではありません。
 18世紀半ばの産業革命のこ
ろから増え始め、20世紀に入
ってしり上がりに増加。250年
間にわたって、私たち
人間の大
量生産と大量消費
によって、
COを放出し、大気中にため
続けてきたのです。

大量の石油消費  石油化学工業の石油タンク群

過熱するモータリゼーション
 地球温暖化を進めた真の原因
を求めるならば、それは
CO2
あるのでなく、これを大気中に
ため続けてきた
生産と消費の営
、すなわち人間の活動そのも
のに求めるべきではないでしょ
うか。 


産業・生活廃棄物 プラスチックゴミの山
 また、産業革命以来のCO
の増加と並行するかのように、
生物種の絶滅、森林破壊、地
下資源の枯渇、ゴミ問題、海洋
汚染などが起きています。これ
らは、それぞれに孤立した問題
ではなく「負の兄弟たち」です。
 それらすべてが、
現代の生産
と消費のあり方
がもたらした
のなのです。



   なる地球るか
     侵略エイリアンになるか


地球のバランス機能が限界 地球の俯瞰映像 衛星写真

温暖化現象 融け出す氷河
 今、地球は、生命を育む環境
を維持できるか否かの
限界
近づいています。それは、私た
ち人類が手に入れた強大な力
を、命の母である地球環境の
破壊に向けているからです。
 もはや取り返しのつかない時
点にきているという現実に、私
たちはきちんと向き合わねばな
りません。

森林喪失 熱帯雨林の森林伐採
 では、どういう姿勢で向き合
えばいいのでしょう。海外の
ある識者がいいました。「地球
がだめになったら他の惑星に
移動すればいいじゃないか?」。
 たしかに現代の科学水準は
、そういう選択肢も不可能では
ない域に達しています。

異常気象の象徴 スーパーセル(超大型の低気圧)  Writerzlab 掲載

進む砂漠化 世界の砂漠化 イメージ画
 しかしそれは、住みづらくな
った地球を使い捨て、次々と星
を移動し、
資源の略奪を繰り
返すことにしかなりません。ま
るで、SFに出てくる侵略エイリ
アンへの道です。もう一つの選
択肢は、私たちの命を生み育
てた母なる地球の環境を守り、
持続可能な
循環型社会を実現
する道に踏み出すことです。

種の絶滅 絶滅危惧種のオランウータン
Yahoo!きっず←クリック
 縄文時代より日本には自然を
敬い感謝する風習が色濃く残っ
ています。
「共生」という言葉
が生まれるはるか昔から、自然
と共に暮らす
山の民海の民
田の民
の生活がありました。
 
ECO(エコ)という言葉が海
外から入ってくる以前から、
「も
ったいない」
の精神が連綿と続
いています。そんな日本人にと
っての選択は、世界の模範生
として自然と共に生きる道が自
然だと思えます。皆さんいかが
でしょう。
 


コツコツ活動ける人々

 「一人一人は非力でも、無力ではない」という名句がありま
す。この言葉は、個人の存在が微々たるものであっても、コ
ツコツと継続すれば、あるいは多くの人が手をつなげば、大
きな変化を起こせると、わたし達を励まします。
 
 東大阪でも、地域の環境を守
る団体が、日常的に活動を進め
ています。たいへんに心強いこ
とです。しかし、これらは、私
たち日常生活では見えにくいと
ころで行われています。
 そのため、
東大阪22会では、
環境を守る姿を市民に知っても
らおうと、市庁舎22階で展示
会を開きました。

東大阪22(にいにいかい)会主催 「東大阪市の水と緑の再生保全」の展示会 2018・11

東大阪フォレストクラブ
 会場では、7つの団体が紹介
され、熱心に見学する市民の
姿が見られました。

   既報:展示会の様子←クリック

日下山を緑にする会

今米緑地保全会

河内木綿はたおり工房

ひらおかの森を守る会

命の輝き共生の森協議会

稲田桃再生栽培プロジェクロ

東大阪グリーンフェスタ会場 2018・11・18

エコカーのコーナー 市の環境対策部署による
 また、東大阪市では、緑豊か
な環境を守ろろうと、市民への
アピ-ルがすすめられていま
す。2015年からはじまった
「東大阪グリーンフェスタ」
取り組みもその一つです。
 楽しく環境問題を考えてもら
おうと行政や市民団体が取り
組みを支えています。


東大阪市民環境フェスティバル 東大阪環境カウンセラー協会のブース 2015・5・30

「もったいないは楽しい」の標示のあるブース
 「東大阪市民環境フェスティバ
ル」
は、市の主催から実行委員
会方式に移行して10年。毎年、
花園中央公園噴水広場でイベ
ントを開催。子どもたちも環境問
題が学習でき、家庭で手軽にお
こなえる
エコ活動を提案してい
ます。東大阪では環境を守る運
動が確実に広がっています。
 そういえばわが鳩まめ倶楽部のメンバーにも、配信の仕事をし
ながら家庭で使う電気使用量を減らそうと活動する人たちがい
ます。節電・省エネで温暖化に向き合おうというわけです。

省エネ・節電の講演会チラシ
  これからは、今までの暮らし方を
変えていこうとする人々やグループ
は確実に増えるでしょう。
 
“一人一人は非力でも、無力では
ない”
と自覚した人々の行動が広が
り、資源循環型の社会、自然と共生
する社会へと一歩一歩近づくように
思えます。温暖化や環境破壊の
ピン
チこそチャンス!
人類の文明が、より
高度な文明へと生まれ変わるきっか
けとなるかもしれません。未来は遠
大ですが、私たちの行動は今日のレ
ジ袋一枚の節約から始めませんか。
 
 
上に戻る←クリック


 
 編集:楢よしき  校正:駒
 

 
                                               ↑上に戻る
 ご意見・ご感想をお願いします。 一番下をクリック ↓

トップページに戻る



Copyright donatteruno All right reserved.