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2019年6月9日掲載 |
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今米の川中邸では、今年も恒例の「たけのこ祭り」がおこなわれました。
年二回開催されている「美杜里乃舎愉会」の初夏の催しをいいます。
屋敷林の中の竹林でコンサートがおこなわれ、子どもたちは“タケノコ
狩り”に歓声をあげます。それが終われば、駐車場の広場で、“焼きたけ
のこ”と、“タケノコご飯”で舌鼓を打ちます。まさに竹づくしの一日を取材
しました。
index
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屋敷林内の竹林 |
東大阪市今米に、こんもりと茂る森があります。川中邸(当主:
川中熈子さん)の屋敷林です。都市部に残された貴重な森や古
建築の屋敷を守ろうという運動が長年続けられています。 |
都会のオアシス屋敷林 |
その取り組みの一つが、美
杜里乃舎愉会(みどりのや・ゆかい
以降:愉会)のイベントです。
今米緑地保全会主催、一般
社団法人河内観光局、NPO法
人地域情報支援ネット、美杜里
の会、屋敷林を守る会の後援
でおこなわれています。
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焼き芋のイベント |
愉会は年に2回。人気になってい
るのが、そこでふるまわれる季節の
味覚。晩秋には焼き芋、初夏にはた
けのこ料理です。
そして、参加者一番のお目当ては、
時々のメインゲスト。竹林や座敷で
ライブの舞台が出現します。今回は
どんな方が出演するのかと毎回が
楽しみです。第17回愉会はたけの
こ祭りとなります。屋敷林では、竹林
コンサートが開かれました。
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ユーチューブで見る 川中邸 第17回美杜里乃舎愉会「たけのこ祭り」
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竹林コンサート |
シンガーソングライター 関島秀樹さん |
この日のメインゲストに招か
れたのは、シンガーソングライ
ターの関島秀樹(せきじまひでき)
さん。語りかけるような歌声。
竹林に、しっとりとした雰囲気
が漂います。
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関島さんは、熊本県の有明海
にのぞむ荒尾市の出身。故郷
の山河・歴史を愛し、あらお観
光大使もつとめています。コン
サートでは、隣町玉名出身で
“我が国マラソンの父”ともいわ
れる金栗四三(かなくりしそう)をテ
ーマに書かれた曲も紹介され
ました。
関島秀樹オフィシャルサイト←クリック |
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いまかいまかと待つ タケノコ採りの子どもたち |
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フィーバーというのはちょっ
と使い古した言葉ですが、子
どもたちのタケノコ探しの様
子にぴったりです。屋敷林に
生えるのは真竹(まだけ)。採
り方はいたって簡単。
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またたくまにたくさん収穫
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ポキッと簡単に収穫 |
地表に出てきたタケノコを手
や足でもぎとるだけ。子どもた
ちにも簡単に収穫できます。
収穫したての真竹のタケノコ
は刺身にしても美味しいそうで
す。愉会では、焼きタケノコや
筍御飯にしていただきます。
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香ばしい焼きタケノコ |
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どうぞ食べてください! |
タケノコを焼く男性ボランティ
アさんとたちと、それを調理す
る女性ボランティアさんたちと
の息もぴったり。大勢の参加
者に初夏の味覚を届けます。
木陰の駐車場に設けられた
会場は、テーブルで憩う大人
たちと、手作り遊びに夢中の子
どもたちでにぎわいました。 |
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④ 自然素材で遊ぶ
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生駒ネイチャークラフトクラブ(生駒NCC) の手作りコーナー |
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毎回、手作りコーナーを子ど
もたちに提供しているのが、
「生駒ネイチャークラフトクラブ」
(代表:吉岡一成)です。子どもたち
にとっては、竹や木の実の自然
素材使った遊びに触れる、絶好
の機会です。
既報:生駒NCC←クリック
※活動拠点は変わっています。 |
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今回、新たに設けられたのが
縄文仮面づくりのコ-ナーです。
指導は、同塵窯主宰・陶芸家
木村直規さんです。土に触れる
ことがめっきり減った子どもたち。
でも、土で遊ぶ子どもたちの目
は輝いています。子どもの本性
は、泥遊び土遊びが大好きだと
いうことがわかります。
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大人はライブ、子どもはタケノコ採りと手作り遊びを楽しみ、初夏
の味覚を堪能した一日でした。 |
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取材:R・山口 編集:楢よしき 校正:駒
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