|
2019年9月3日掲載 |
|
|
8月25日、河内國一之宮・枚岡神社の燈明祭がおこなわれました。
この日の夕暮れが迫るころ、越中八尾のおわら風の盆の踊りが奉納さ
れます。この踊りに魅せられ、多くの人がやってこられます。人々を惹
きつける踊りを取材しました。
index
|
|
|
|
|
8月25日(日)、枚岡
神社では朝から農作物を風
水害から守る風鎮祈願祭が
おこなわれ、また午後から
は祭神や先祖霊を慰める
枚岡燈明祭が執り行われま
した。
|
|
越中八尾おわら道場関西支部 風の盆 おどり奉納 |
|
燈明祭では、毎年、越中八
尾(やつお)の伝統行事である、
おわら風の盆のおどりが奉
納されています。夕闇がせま
る中、朱鷺(とき)色の浴衣と、
編笠の女性の姿に、幻想的
な世界が広がります。
|
|
|
|
上に戻る←クリック
|
|
|
|
本場の富山県八尾(やつ
お)では、立春から210
日目の9月1日から、おわ
ら風の盆が行われます。
女踊りは、身のこなしの
艶やかさと、しなやかな手
の所作が特徴です。
派手な動きはなく、感情
を抑え、内に秘めた情念を
感じさる踊りです。
|
|
|
|
観客の中には、毎年、楽し
みにしている人も多く、みな
さんうっとりと踊りを見つめ
ます。
|
|
|
|
黒ずくめの衣裳を着た男踊
りは、かかし踊りともいわれ
ます。農作業のときの所作を
取り入れているそうです。
力強く切れのある動きは女
踊りと対照的です。
越中八尾の風土の中で、極
限まで洗練された踊りを見る
ことができました。
|
|
上に戻る←クリック
|
|
|
|
おわら風の盆の哀調を帯び
た雰囲気を盛り上げるのに、
地方(じかた)衆の力は大きい
と感じます。
越中おわら節の唄い手と囃
(はや)し手のかけあいに聞き
ほれます。 |
|
|
|
また、楽器の三味線は抑え
た重厚な音でリードします。
胡弓(こきゅう)はそれにつづ
き、哀愁のある余韻を響かせ
ます。磨きあげられた伝統芸
能を堪能できました。越中八
尾おわら道場関西支部のみ
なさん、ありがとう!
|
|
上に戻る←クリック
|
|
ビデオ撮影: R・山口 編集:楢よしき 校正:駒
|
↑上に戻る
|
|
ご意見・ご感想をお願いします。 一番下をクリック ↓ |
|
トップページに戻る |
|