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2019年12月7日掲載 |
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瓢箪山界隈に、ひょうたんの工芸作品をつくる方がおられます。その方
の六万寺の作業場を訪問してびっくり!「ただもの」(失礼!)ではなかっ
たのです。訪問のようすをご紹介します。
index
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コーラベースのひょうたん工芸作品 |
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瓢箪山界隈に、ひょうたんを
使った工芸作品をつくる人が
おられるという話を聞きつけ
ました。「これは一度お会い
したい」と、六万寺町にある
「作業場」におじゃまするこ
とにしました。
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白濵勝則さん |
お会いしたのが白濵勝則さん。
失礼ながらこのときは、ひょう
たんで工芸品を作るのが好きな
方、という程度の認識で、凄い
人だと知りませんでした。白濵
さんは、そんな私たちの取材に
対し、気さくに応じ、作り方や
始めたきっかけなどを話してく
ださいました。
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電気ゴテで絵付け & 作業場のようす |
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白濵さんは九州出身。若い
ころ関西へ出てこられ、35年
前に瓢箪山に移ってこられま
した。本業は塗装業。近所で
ひょうたん細工をしている方か
ら、「これにペンキ塗ってほし
い」と頼まれました。これがひ
ょうたんとの付き合いの始まり
とか。
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以降、畑を借りてひょうたん
を栽培しだすなど、どんどん
ひょうたん工芸にのめりこみ
ました。15年前には、全国
愛瓢会に入会し、本格的に
芸術品としての完成をめざす
ようになります。
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奥さん伊津子さんの作品 |
奥さんは、反対されなかった
かとたずねると、「家内もひょ
うたんをやります」との返事。
「同じ道を歩んだから続けて
こられた」と、これまでのご夫
婦の道のりを振りかえります。
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一通り話を聞き終えたと思っていたら、白濵さんが「作品を
見てください」とおっしゃいます。「えっ?!」と取材の私た
ち。そこにある数々のひょうたんが作品だと思っていたので、
意外な展開。白濵さんは、作品は二階にある、と上がってい
かれます。 |
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私たちも二階に上がらせてもら
ってびっくり。そこは展示室にな
っていて、ひょうたん工芸の数々
や、おびただしい数の賞状・免許
状・表彰盾がずらりと並んでいま
す。失礼な言い方ですが、「ただ
ものではない!」というのが、こ
の時の印象です。
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聞かせてもらうと、全国
愛瓢会(名誉総裁:秋篠宮様)
主催の大会で、秋篠宮賞
を受賞されたそうです。ひ
ょうたん工芸の最高峰に
輝いた方と、このとき知り
ました。こんな凄い方が東
大阪におられたんだと、痛
く感激しました。 |
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ひょうたん工芸の道を極めた
白濵さん。今は楽しみながら、
ひょうたんに向き合い続けたい
と考えています。畑でひょうた
んを育てることから始まり、完
成するまで気の抜けない日々。
子育てより難しいといいなが
ら、ひょうたんを語る白濵さん
の目は、生きいきと輝いておら
れました。 |
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東大阪・瓢箪山で ひょうたん工芸の名人発見!
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取材: 菊池、 楢 編集:楢よしき 校正:駒
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