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2019年12月21日掲載 |
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東大阪でユニークな活動を続ける生駒ネイチャークラフトクラブ。子ど
もたちに、自然素材のおもちゃやマスコット作りの場を設け、指導してい
ます。子どもたちが自然の中で遊ばなくなって久しい。セミやトンボも実
物を見たことがない、クリやカキの実がなっているのを見たことがないと
いう子どもが増えています。生駒ネイチャークラフトクラブはこんな風潮
の中で貴重な存在。クリスマス前に、特定非営利活動法人ぱあとなぁで
の、かわいいクリスマスツリーづくりの場におじゃましました。
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川中邸美杜里乃舎愉会にて(12/1) |
東大阪市を中心に、子どもたちや高齢者にモノづくりの楽しさ
を届けているのが生駒ネイチャークラフトクラブ(代表:吉岡一成)
(以降:生駒N・C・C)です。2004年(平成16)に発足。主に、
子どもたちに自然素材をふんだんに使ったおもちゃやマスコ
ットづくりの場を提供しています。 |
川中邸美杜里乃舎愉会にて(12/1) |
世の中はもちろんのこと、
教育の場でもバーチャル世
界が巾をきかせ、自然の中
で遊んだり、手でものをつく
る経験が絶対的に不足して
います。学校の先生にも、自
然を知らないで育った人々が
増えています。自然破壊が
問題となる現代社会ですが、
自然を知らないでそれを守る
ことはできません。
そもそも人類誕生から百数
十万年、自然の中で生き手を
使うことで進化してきました。
自然を離れては生きられない
のです。生駒N・C・Cの役
割には大きなものがあります。 |
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しかし、その生駒N・C・Cに思わぬ事態が降りかかりま
す。活動の拠点としていたグリーンガーデンひらおかが
取り壊されてしまったのです。 |
特定非営利活動法人 ぱあとなぁ |
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地村貴士(ちむら・たかし)さんと 吉岡一成さん |
このとき生駒N・C・C
の解散も考えたという代
表の吉岡一成さん。
そこへ助け舟を出した
のが、地村貴士さんです。
特定非営利活動法人ぱ
あとなぁ(以降:ぱあとなぁ)
の代表を務めます。
生駒N・C・Cの窮状を、
東大阪市社会福祉協議
会の成田さんから聞きま
す。生駒N・C・Cの社
会的価値を感じた地村さ
んは、ぱあとなぁの敷地
の一角を貸し、活動を応
援することにしました。 |
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ぱあとなぁの倉庫には山積
みになった材料が詰まってい
ます。一見、ガラクタの山です
が、見方によっては宝の山で
す。メンバーが各地で集めて
きた自然素材がいっぱい。
ここは、子どもたちの夢を育
む拠点となりました。
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ぱあとなぁを訪れたこの日、あるイベントが予定されています。
施設の利用者が、大きな松ぼっくりでクリスマスツリーを作り
ます。ツリーづくりを拝見させてもらいました。
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<動画>生駒N・C・C クリスマス飾りin ぱあとなぁ |
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クリスマスツリーづくりのお誘い クリック:拡大 |
若江東町にある、ぱあとなぁ
の役割は、障がい者などに対
して、自立と社会参加をすすめ
日常生活の支援サービスを提
供することです。
地域社会とのつながりも求め
ています。今日のイベントにも、
地域の方が参加されました。
ここで定期的に大正琴の演
奏をプレゼントしている川崎さん
と、そのお友達で、今回3回目
の訪問という石山さんのお二人。
地域の人々の参加がもっと増
えることを望んでおられます。
ぱあとなぁフェイスブック←クリック |
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今日は、生駒N・C・Cのメ
ンバー7人と、ぱあとなぁの
職員がツリーづくりの支援を
します。ひとりでどんどん作
っていく人や、介助が必要な
人などさまざま。でも、でき
あがったときの喜びは変わ
りません。 |
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以下、施設利用者さんたちの作品を紹介します。
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生駒N・C・Cのメンバーと職
員さんたちの協力もあって、き
れいなツリーが完成。ここでは
四季折々のたのしいモノづくり
がおこなわれています。ぱあと
なぁで再出発した生駒N・C・C
が、さらに活動を広げてくれる
ことを期待します。モノづくりが
好きな人、自然が好きな方は
是非活動にご参加を!
既報:生駒N・C・Cの活動←クリック |
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今日参加の生駒N・C・Cメンバー
堀 ヤヨイ |
太田きよみ |
吉田恒子 |
田浦峯子 |
吉田博明 |
近藤康俊 |
吉岡一成 |
の各氏 |
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取材: 楢 編集:楢よしき 校正:駒
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