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2021年6月5日掲載 |
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梅雨入り宣言がありました。近畿は5月16日だとのこと。早すぎる気が
します。梅雨が好きなのは紫陽花と蛙ですが、稲の苗も梅雨の到来を待って
います。枚岡神社では、令和元年から自前の田んぼで御田植祭を催行してい
ます。神事や田植えの様子を取材しました。
index
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御田植祭に参集の人々 |
枚岡神社二の鳥居 |
いまかいまかと田植え神事
を待つみなさん。ここは、近
鉄枚岡駅前の枚岡神社。神
社のすぐ北の土地が篤志家
によって寄進され、神田と御
園(みその=畑)に整備されま
した。令和元年から御田植祭
がおこなわれるようになり、
今年で3回目となります。
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カラーの花で一服のニホンアマガエル |
田んぼのそばのカラー(オランダカイウ)の花 |
神田に向かう人 |
高台から河内平野
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生駒山麓にある神社の辺り
は緑がいっぱい。二ホンアマ
ガエルも見られます。
梅雨の晴れ間となった5月
30日。神社関係者や氏子、
ひらおかの森を守る会の方々
が参集されました。
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栗の花 |
祭場の田に向かう巫女さん |
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②御田植神事を催行
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神職が厳かに、人と場のけ
がれを祓(はら)い、清浄にす
ることから神事がはじまりま
した。 |
田をお祓いする神職 |
これから田植えされる稲の苗 |
今日の主役となる稲の苗と
田んぼにもお祓いし、秋の豊
穣を祈ります。風水害や水枯
れ、病虫害と農作業には心配
がつきものです。参加者も共
に秋の稔り多からんことを祈
ります。
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豊穣を祈って舞う巫女さん |
早乙女の田植え神事 |
挨拶する 中東 弘宮司 |
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早乙女の田植え神事 |
早乙女(さおとめ)とは田植え
する女性のこと。ここでは巫
女さんが務めます。女性には
霊力があるからとの説があり
ます。中東宮司から参加者へ
の御礼と、田植えにまつわる
話がありました。 |
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③みんなで田植え
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みんなで田植え |
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小学生の参加者 |
神事のあと、神社関係者
、氏子、ひらおかの森を守る
会の人々で田植えがおこなわ
れました。うるち米ともち米
を無農薬栽培します。収穫し
た米は神事に使われます。
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神田に稲の苗が植えられました |
御園でジャガイモの収穫 |
神田のお隣には御園があり
ます。キュウリやナスなどの
野菜も栽培され、お供え物と
されます。田植えが終ってか
ら、ジャガイモの収穫をおこ
ないました。 |
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御園で畑仕事の東野さんと荒井さん |
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田畑を守る荒井さん |
神事に参列した荒井正弘さ
ん。旭町(あさひまち)からこの
田畑に日参しています。運動
がてらの奉仕だとおっしゃい
ます。みんなが植えた稲をこ
れからお世話していきます。
暑い夏に向かいます。くれ
ぐれも体調に気を付けてくだ
さい。
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<動画>枚岡神社 梅雨の晴れ間に御田植祭
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取材: 楢 東野
編集:楢よしき 校正:駒 SE:クニヒコ
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