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2023年6月30日掲載 |
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学校が夏休みに入っている7月22日(土)。八戸ノ里の東大阪市文化創造
館の主催で、親子が参加するモノづくりワークショップが行われました。協力
は、マツダ紙工業株式会社(松田和人社長)。会社は東大阪の西はしの衣摺に
あり、段ボール製品の製造販売をします。今回のワークショップは、同社製品
の“わくわく貯金箱キット・ドリームフライト”の組みたてです。親子連れの楽
しそうな会場を取材しました。
index
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文化創造館でおこなわれたワークショップ どの飛行機にしようかな? |
東大阪市文化創造館 |
文化創造館主催のワークシ
ョップの一つとしてとりあげ
られたのが、段ボール製の飛
行機づくりです。飛行機型の
貯金箱キットは、連続テレビ
小説『舞いあがれ!』がきっ
かけで、マツダ紙工業株式会
社が開発しました。
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松田和人社長が「モノづくりのまち東大阪で、親子が共に
夢を語り合い、地域を盛り上げるイベントを」と考案したも
のです。今日のワークショップの指導は、同社の営業主任の
畑津吉則さんです。 |
ワークショップの一場面 |
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この日参加したのは10
組の親子。指導者の畑津さ
んの、「将来の夢は?」な
どのトークで始まりました。 |
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親子で楽しく作業 |
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キットは、白、ピンク、黄
、青の4色。子どもたちは思
い思いの色を選んでいます。
キットの組み立てでは、「あ
ぁでもない、こうでもない」
と親子で試行錯誤します。
絆がさらに深まるときです。 |
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完成しました! |
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うれしいなあ! ボクにも持たせてよ!
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どの親子もドリームフライ
ト号を無事完成させました。
子どもたちには大空に舞い
あがる飛行機のイメージが
浮かんでいるようです。
モノづくりに取り組むみん
なの瞳は輝いています。
今日のワークショップに子
どもたちは大満足でした。
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<動画>
ワークショップ親子で飛行機づくり |
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②社会貢献を進める会社
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マツダ紙工業株式会社・第一工場
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マツダ紙工業株式会社・第二工場
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松田和人取締役社長 |
文化創造館のワークショッ
プに協力した、マツダ紙工業
株式会社とはどんな会社なの
でしょう。東大阪市の西のは
しの衣摺にあります。「日本
一おもろい段ボール屋を目指
す」と宣言しているユニーク
な会社です。
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調べたらびっくり!社会貢献にかけては筋金入りの会社
だったのです、先代社長は阪神・淡路大震災のとき、被災
地に“間仕切り用段ボール”を届けています。 |
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体育館に設置された防災用間仕切り “がんばろう日本!” |
また、東日本大震災が起きたときは現社長の松田和人さん
はすぐに被災地にかけつけ、パーテーションを提供しました。
現地の実情を調べ、段ボール製の収納家具、簡易トイレ、女
性用更衣室・授乳室などを即座に開発し、現地に届けていた
のです。被災地の体育館のテレビの映像がよみがえります。 |
段ボールベッド |
強化段ボール製簡易トイレ |
強化段ボール製 女性用更衣室・授乳室
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困った人をそのままにでき
ない性分は、先代ゆずりのよ
うです。また製品からは“段
ボール愛”も感じます。
段ボールという素材の可能
性をとことん追求する会社の
積極性を感じます。
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新製品 ECOなホームラン兜 |
段ボール製大型オブジェ(依頼品) |
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子どもたちの喜びを大切に
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宝探し段ボール迷路
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組み立て段ブロック |
マツダ紙工業はまた、子ど
もたちの成長にも気を配って
きました。今回ご紹介した飛
行機型貯金箱キットのワーク
ショップにみられるように、
製造販売にとどまりません。
直接子どもに関わっていく熱
い思いを感じます。
ワークショップのノウハウ
を長年にわたり蓄積している
会社でした。
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マツダ紙工業株式会社HP←クリック |
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取材: 村上 R/山口
編集:楢よしき 校正:駒 SE:クニヒコ
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