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2023年8月29日掲載 |
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この夏休みに、ユニークなイベントが東大阪市文化創造館でありました。
カルチャースクエア№7「紙コップ一万個のアート」というものです。
“紙コップ”と“アート”がどう結びつくのでしょう。興味が湧いて取材を申
し込みました。参加して、子どもたちが嬉々として取り組む姿を見ることが
できました。そして、子どもは大人とは違うというあたりまえのことに気づ
かされます。子どもの成長発達を改めて考える機会となりました。
index
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紙コップ一万個 |
東大阪市文化創造館
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ここは近鉄八戸ノ里駅前の
東大阪市文化創造館。 一階
多目的室に30人の子どもた
ちが保護者といっしょに集ま
りました。子どもたちは、な
にして遊べるかな?と、期待
で胸一杯のようす。
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カルチャ―スクエア№7 紙コップ一万個のアート 東大阪市文化創造館多目的室 |
講師の 緒方 希(のぞみ)さん
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今日の講師は緒方希さん。
アート講師&リサイクルア
ーティストで、コロコロキ
ッズアートクラブの代表を
務めます。
幼児教育に携わった経験
のある緒方さんの語りかけ
に子どもたちは集中します。
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子どもたちの前には、一万
個の紙コップ。それを使って
造形します。緒方さんから出
されたテーマは“夏”。さっそ
く制作にとりかかります。子
どもに躊躇はありません。
せっせと紙コップを運び、
もくもくと積んでいきます。
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広い多目的室も、子どもた
ちの作品でたちまち一杯にな
っていきます。
紙コップ一万個のアートの
世界がこれだったのです。
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②子どもの創造性を引き出す
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大人にとっては何の変哲も
ない紙コップです。しかし子
どもたちにとっては無限の可
能性を秘めた素材です。
目の前にイメージの世界が
どんどん膨らんでいきます。
見守るお母さんたちは、我
が子の創作エネルギーにびっ
くり。 |
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緒方さんによれば、紙コッ
プは創造力を刺激するには良
い素材です。安全で幼い子も
扱いやすい利点があります。
このような広いスペースを
使い思い切り表現できます。 |
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一時間ほどの作業で、30
人の子どもたちは思い思いの
作品を作り上げました。
緒方さんの司会で、自分の
作品をみんなに紹介する時間
が取られました。誇らしげに
話す子どもたちの表情は輝い
ています。 |
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クライマックスは、なんと作品をみんなで一斉に崩します。
緒方さんの合図で、室内の作品群はカランカランと高い音
をたてて一気に崩れます。子どもたちは嬉々としています。 |
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この紙コップは次の子ども
たちがリユースします。それ
を緒方さんから知らされてい
る子どもたちは、ていねいに
片づけしています。あれだけ
ダイナミックに遊んだのに、
ゴミ一つ出ないのもこのイベ
ントの特徴のようです。
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子どもたちは、頭と体をフルに使い満足の表情で帰路につき
ました。緒方さんの次回のカルチャースクエア№8は、10月
28日(土)「プチプチで遊ぼう!遊んで作ってファッション
ショー」です。ここでも子どもたちの笑顔が見られそうです。
アート講師&リサイクルアーティスト緒方 希さん←リンク
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<動画>カルチャースクエア№7紙コップ一万個のアート |
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取材:村上 楢
編集:楢よしき 校正:駒 SE:クニヒコ
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