|
2024年1月17日掲載 |
|
|
|
元日早々、大きな災害に見舞われてしまいました。亡くなった方々に哀悼
の意を述べさせていただきます。被災された方々に救援の手が一刻もはやく
届くことを祈ります。視聴いただいているみなさまにとって今年が幸多いも
のとなりますよう祈念し、厄除けの粥占神事のご紹介をいたします。
index
|
|
①<動画>枚岡神社粥占神事
|
枚岡神社 粥占神事 占竹の儀
|
枚岡神社本殿 宮司 粥占神事祝詞奏上
|
新春を迎えた1月15日
枚岡神社では、恒例の粥占
神事が執り行なわれました。
この神事は大阪府の無形
民俗文化財指定の貴重なも
の。まずは動画でその様子
をごらんください。
|
|
<動画>粥占神事 枚岡神社 令和6年
|
|
|
|
②綿々と続く伝統行事
|
粥占神事がおこなわれる 御竃殿 |
神事に携わるのは8名
|
ここは本殿の北に位置する
御竃殿(おかまでん)です。
早朝から神事をその目で見
たいという見学者の姿が。中
には兵庫県から社用で研究に
来たという方も。
中東 弘宮司が本殿で祝詞を
奏上したあと、神事をすすめ
る人々が入殿します。
|
火錐(ひぎり)で火を起こす |
古式にのっとり火を起こす |
古式にのっとり火を起こす
|
起こした火種を竈へ
|
神事をおこなうのは、宮司
を含め神職が4名。それに
役口(えぐち)と呼ばれ、竃や
鍋を管理する人が4名加わり
ます。神事はまず古式にのっ
とり火錐(ひぎり)で火を起こ
すところから始まりました。
|
|
4名の役口が竃と鍋を管理します |
|
鍋の中には米5升と小豆(
あずき)3升が入っています。
とろとろ煮れば小豆粥になり
ます。焦げないように、役口
の人たちは、粥棒でかき混ぜ
たり火の加減をみたりと気を
配ります
|
|
上に戻る←クリック
|
➂占木・占竹の儀
|
占木の儀 |
神社の説明見本 |
占木は来る一年間の月々の
天候を占うものです。
神社によれば、黒柏の木の
薄皮を剥いでつくるそうです。
これを竃の火の中に入れて
焼け具合を観て占います。
|
|
占竹の儀 |
令和6年 占記 クリック:拡大
|
一方、占竹の儀は、切った
竹を53本束ね、鍋の中に浸
けます。鍋からとり上げた竹
の中に入った米や小豆の様子
で五穀の豊凶を占います。
本殿に供えた後、宮司が見
分します。その結果は、すぐ
さま占記(おきあげ)として発
表されます。
|
|
④お待ちかね小豆粥
|
敬神婦人会が粥を配る |
粥占神事のあと
|
神事がとどこおりなく済む
のを、多くの参拝者が待って
いました。さきほどの小豆粥
が振舞われます。
奉仕は敬神婦人会の方々で
す。冷え込むなか、参拝者は
熱い粥をふうふう吹きながら
一年の厄除けを願います。
|
配られた小豆粥 |
粥占神事のあと
|
|
|
|
|
上に戻る←クリック
|
|
取材 楢
編集:楢よしき 校正:葵 SE:クニヒコ
|
↑上に戻る
|
|
ご意見・ご感想をお願いします。 一番下をクリック ↓ |
|
トップページに戻る |
|