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2024年3月10日掲載 |
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子どもたちに東大阪市域の昔の姿を知ってもらう取り組みがありました。
東阪市主催で、人権文化部文化室文化財課が担当します。今回の取り組みは
、子どもたちに楽しい体験を通して理解を深めてもらおうとするもの。とて
も意欲的な企画です。鳩まめ倶楽部は、子どもたちの様子を取材しました。
index
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①東大阪の昔にふれる
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歴史体験フェスティバルでの一場面 |
東大阪市文化創造館(八戸ノ里)
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歴史体験フェス スタンプラリー用紙クリック:拡大
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弥生弓矢の的あてコーナー
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2月23日の祝日、八戸ノ
里駅前の東大阪市文化創造館
へ、親子連れがどんどんやっ
て来ます。この日の歴史体験
フェスティバル(以降:歴史フェ
ス)がお目当て。
主催は東大阪市。人権文化
部文化室文化財課担当です。
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出張博物館のコーナー |
歴史衣装体験コーナー |
館の1階多目的室と2階のA1・A2室、C1・C2室には7
つのコーナーが設けられています。子どもたちは、いろん
な歴史体験に挑戦できるようになっています。 |
②木工体験コーナー
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木工体験のコーナー
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日伝建会長 鳥羽瀬公二さん
(鳥羽瀬社寺建築)
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1階多目的室では木工体験
ができます。日本伝統建築技
術保存会(以降:日伝建)が協力
します。子どもたちは、木製
の小物入れや箸づくりに挑戦
です。かなづちやかんなを使
うのは初めての子どもたち。
職人さんの頼もしい手が助
けます。
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日本古来の木組みを体験
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小物入れづくり
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日本伝統の木組みの組立に挑む子は、まるでパズル
のような構造に四苦八苦。上手く組み上がって満面の
笑顔です。 |
木を触ってみる |
小物入れや箸づくりは、職
人さんの手を借りながら、次
々と出来上がりました。子ど
もたちは完成品を手に大満足
のようす。
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完成の小物入れ |
完成の マイ箸 |
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槍カンナの実演 宮大工 鳥羽瀬玄考さん |
鳥羽瀬玄考(のりひろ)さん
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会場では、めずらしい槍カ
ンナの実演を見せてもらうこ
とができました。子どもたち
にはまだその技の凄さがわか
りません。大人たちが宮大工
さんの仕事ぶりに見惚れてい
ました。
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➂ミニ銅鐸作りコーナー
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ミニ銅鐸鋳造体験のコーナー |
高温で融かした合金を鋳型に流し込む |
2階には、ミニ銅鐸つくり
に挑戦の部屋がありました。
旧埋蔵文化センターで活動を
支援していた方々がここでの
指導にあたります。
高温の合金を鋳型に流し込
むなど危険を伴います。
でも、子どもたちはスリル
も大好きです。
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鋳型から取り出したミニ銅鐸 |
やすりで最後の仕上げ |
鋳型から恐る恐る取り出す
子どもたち。銀色の物体が出
てきた瞬間は、おもわず歓声
が出ます。最後の仕上げはて
いねいに磨きます。 |
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④昔体験のコーナー
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綿繰り体験 |
綿繰り器 |
2階には、昔の体験と展示
のコーナーがありました。
綿繰り器で、綿と実を分け
ます。大和川付け替えによっ
て綿作が盛んになりました。
かつては、この光景は河内
のいたるところで見られたこ
とでしょう。
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お母さんに手伝ってもらい 古代の兵士に変身 |
なり切ってポーズ |
古代の兵士に扮装できるコ
ーナーも人気がありました。
兜や盾は、休館中の郷土博
物館の職員さんの手作りだそ
うです。子どもたちは変身が
大好き。兵士になりきり、カ
メラに向かってポーズを決め
てくれました。ありがとう!
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記念に写真撮影
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草鞋をはいてみた
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帝国キネマ時代の映画
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部屋には、体験コーナーだ
けでなく、展示のコーナーも
ありました。東大阪市域の昔
のモノやコトが子どもたちに
語りかけます。
子どもたちは、今、目の前
にあるのとは違う世界があっ
たことを肌で感じたでしょう。
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戦争の歴史など |
ミニチュアの地車 |
ミニチュアの布団太鼓 |
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出土の壺 郷土博物館
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出土の土器はさわることが
できました。今日の体験は貴
重だと思えます。子どもたち
は、自分の手でものを作りま
した。いろいろ手で触れまし
た。バーチャルでなく、リア
ル体験ができた一日でした。
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⑤<動画>歴史体験フェス
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取材: R山口 楢
編集:楢よしき 校正:葵 SE:クニヒコ
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