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2024年3月18日掲載 |
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恒例の東大阪市民文化芸術祭が、3月初旬におこなわれました。開催場
所は、東大阪市文化創造館。文化芸術活動にたずさわる団体や個人の貴重
な発表の場です。大ホールでは舞台の部が、多目的室などでは展示の部が
発表されました。鳩まめ倶楽部は、そのうち特別企画と特別展示に集中し
て取材をおこないました。
index
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①文化芸術の祭典
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東大阪市文化創造館の入口正面に飾られた生け花 |
東大阪市文化創造館 |
3月の1日・2日・3日
の3日間、東大阪市文化創
造館において、東大阪市民
文化芸術祭を開催しました。
東大阪の文化芸術団体や
個人が、その成果を発表で
きる絶好の機会です。 |
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展示室のようす①
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展示室のようす②
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展示室のようす➂
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大ホールの舞台の部には6
0を超える団体・個人が発表
します。展示の部でも、同じ
く60を超える団体・個人が
参加しました。私たち鳩まめ
倶楽部は、特別企画と特別展
示を集中して取材しました。
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②特別企画&展示を取材
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友禅彫刻師の部屋
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友禅彫刻師 辻 良一さんのコーナー |
京友禅は江戸期元禄年間にその技術が誕生したと言わ
れています。生地に型紙をあて、染料を刷り込みます。
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友禅彫刻師 辻良一さん |
一着の着物に対し、多い時
では1000枚もの型紙が必
要とか。A1の部屋で型紙の
技を披露するのが友禅彫刻師
の辻良一さん。祖父・父の技
を受け継ぐ三代目です。
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辻さんはまた、1000年前から伝わる伊勢型紙の手法も
継承しています。和紙を柿渋で加工した型地紙を使います。 |
大切な彫刻刀
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プレゼントの龍のしおりを作製中
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辻さん制作の甲冑 |
東大阪市には辻さんの技術
を学びたいという方も多くお
られるようです。技術をつな
いでいただきたいものです。
部屋には、辻さんが作った
甲冑が置かれ、目をひきます。
大阪城甲冑隊の一員で活動
されていて、ここにも技術が
生かされているようです。 |
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大阪商業大漫画研の部屋
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大阪商業大学 漫画研究会のコーナー |
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どんなところかな?と、興
味津々でA2の部屋に入りま
した。真っ先にイラスト作品
が目に飛び込んできます。
漫画研究会(漫研)の学生
さんたちは、黙々と絵の製作
をおこなっています。描くの
が好きというみなさんです。 |
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この部屋では、漫研のみなさんが実際に描くところを見せて
くれます。漫画のキャラクターを描くのが好きな人は、話しが
弾むにちがいありません。 |
みなさんは描くのが楽しいと
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タブレットも使います
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漫画研のみなさん(3日午前)
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漫研のサークルは、イラス
ト、マンガ、小説などの創作
活動を中心にしています。
自分たちをサブカルチャー
と表現します。が、今や世界
ではメインカルチャーになっ
ています。楽しみながら切磋
琢磨して、いい作品を生み出
してくれることでしょう。
大阪商業大学漫画研究会
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指あみ講習の部屋
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指あみ アクリルたわしを編もう |
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講師 大矢恭子さん |
M3は明るくて暖かい部屋
です。中央の机には色とりど
りの毛糸が置かれています。
参加の女性は、毛糸を指で
編んでいます。
講師は大矢恭子さん。取材
の3人は、まるで手品を見せ
られているようです。
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指あみでカラフルなたわしを作る |
部屋は暑いぐらいね、と言いながら
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みなさん苦もなく
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今日は、みんなでカラフル
タワシをつくります。指編み
の基本をマスターすれば、マ
フラーやシュシュなども編め
るとのこと。
やってみますか?と誘われ
ましたが、できそうにないの
で辞退しました。
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手作りおもちゃのコーナー
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NPO活動法人 大阪府民カレッジ東大阪校 のコーナー |
理事長 理事.東大阪校ディレクター
泉川渥洋さん 田中敬子さん |
一階のエントランスロビー
では、子どもたちが何かを作
っています。ここは特定非営
利法人・大阪府民カレッジの
東大阪校が運営している手作
りおもちゃコーナーです。 |
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大阪府民カレッジでは、地域密着で歴史・文化・伝統・福祉
など、活動を通じて学びます。現在、大阪府内12校の受講
者は、学びながら街づくりや社会参加で貢献しています。
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手作りおもちゃを楽しむ |
ニワトリの声がでるおもちゃ |
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回転しながら降下するおもちゃ
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舞台の出演を終えた子ども
たちが目ざとくみつけてやっ
てきます。おもちゃが手作り
できるこの場所は、子どもた
ちの人気コーナーでした。
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茶と花のコーナー
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東大阪市茶花道協会の茶席 |
会長 井上華弘斎さん |
2階大ホールのロビーにはお
茶席コーナー(有料)が設け
られています。来場者からは
「文化芸術祭に来たときはこ
こに寄るのが楽しみ」の声が
聞こえます。主催は東大阪市
茶花道協会。東大阪市文化連
盟の一員です。
東大阪市茶花道協会
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お点前 |
茶と茶菓子 |
東大阪市茶花道協会の生け花 |
この茶花道協会には、茶道
・華道のさまざまな流派が加
入しています。お互いを尊重
しながら茶道・華道の発展の
ために結束します。新しい時
代のあり方のようです。 |
さて、取材を終えようと大ホールを出ると、入口付近で
チラシを配る人がいました。東大阪市立図書館の方です。
デジタル図書の宣伝と利用方法の説明をしています。 |
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東大阪市立図書館のデジタル図書の案内 |
タブレットやスマホで本
を読む時代で、図書館もその
流れのようです。私たちの世
代は、読みたい本をパラパラ
めくりながら探します。デジ
タルではどうして探すのかな
、と思いながら説明を聞かせ
てもらいました。
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市民文化芸術祭の取材は、取り組みのほんの一部でしたが
、東大阪の文化・芸術の息吹を感じさせてもらいました。
何よりも、みなさんが楽しく生きがいをもって取り組む姿
に接することができたのが収穫です。
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④<動画>第34回東大阪市民文化芸術祭
特別企画・展示編
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取材:F村上、R山口、 楢
編集:楢よしき 校正:葵 SE:クニヒコ
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