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2024年11月18日掲載 |
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鬼の絵の墨彩画で知られた阪口真智子さんは、例年のように生駒山麓の
アトリエで暮らしの中のアート展を開催しました。今回で１３回目となり
ます。絵のファンから、「アトリエから大阪平野の夕景を見たい」という
要望があったそうで、それに応えて夜の部を特別に設けました。鬼の絵を
鑑賞し、なおかつ絶景も眺められるので、夜の部に出かけました。
index
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①天空のアトリエで個展
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絶景が眺められる |
阪口真智子さん
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医学博士・薬菜弁当店キッ
チンオリタのオーナーなどの
多彩な顔を持つ織田真智子さ
ん。画家としては阪口真智子
として活躍します。子どもの
頃からの夢を実現させました。
墨彩画で描かれた鬼の絵は
みんなの心を惹きつけます。
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１階展示スペース |
１階展示スペース |
１階展示スペース |
絵のファンが集う |
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②鬼も観音も「いらっしゃい」
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屏風絵 観音さま |
今回の個展では、屏風に描かれた大作が目に入り
ました。様々な姿態の観音様。かなりのエネルギーを
費やされたようです。 |
屏風絵 観音さま |
阪口さんらしい画風で観
音様と鬼のコラボです。鬼は
四天王に踏みつけられるのが
普通ですが、この着想は日本
初ではないでしょうか。
すべてを包み込む観音様の
優しさを一層感じさせます。
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屏風絵 鬼三十五態 |
起きろ鬼！
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地蔵鬼 （ありがとうシリーズ）
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船 （のりものシリーズ）
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色彩を感じさせる絵が多か
ったのも今回の特徴かと感じ
ます。それとともに、無邪気
な鬼たちが自分たちの世界か
ら人間界に進出してきました。
船や飛行機に乗ったり、重
機の運転までしだしました。
いずれ私たちと遭遇するか
もしれませんね。
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じてんしゃ （のりものシリーズ） |
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いいね！
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動けココロ
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強いぞ！
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阪口さんの絵に添えられた
画賛に魅かれる人が多いよう
です。かくいう記者も画賛か
らはっとさせられることもた
びたびです。雑事に追われて
自分を振り返れない日々。
「あなたの心は動いています
か」、という問いは胸にグサ
ッと刺さります。みなさんは
いかがですか。
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ころぶ （うさぎ） |
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➂ゲスト作家は田中麗子さん
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一貫張り籠 田中麗子作 |
一貫張り籠 田中麗子作
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阪口さんの個展では、毎回
ゲスト作家を招いています。
今回は一貫張り籠と和人形
の作家・田中麗子さんです。
竹籠に和紙を貼り、柿渋で
仕上げた作品です。
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木彫 六地蔵様 田中麗子作 |
和人形 田中麗子作 |
かがみもち 田中麗子作 |
田中さんの和人形は、日本
人形のような型にはまっては
いません。一体ごとに違う独
創的なオリジナル作品です。
豊かな表情がどうして生ま
れるのでしょうか。
田中麗子紹介YouTube←クリック |
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➂天空のテラスから
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大阪平野と夕陽の光芒 |
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夕日を見たいと待ち構えて
いたところ空が赤味がかって
きました。ここからの景色は
地球が球体であることを感じ
させます。阪口さんの創作環
境を体験できました。
パノラマで夕焼けと大阪平
野を眺めました。
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＜動画＞ 阪口真智子 天空のアトリエで個展
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取材：楢
編集：楢よしき 校正：葵 SE：クニヒコ
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