今どうなってるの?!東大阪
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 2026年1月7日掲載
                                   
                      
 今、東大阪市の教育の問題で、大きな動きが起きています。知的障がい
児の通う、小・中・高一貫の支援学校の建設をめぐる問題です。えっ!あ
ったんじゃなかったの?という反応が多くかえってきます。山麓にある支
援学校は、肢体不自由児のための学校です。知的障がい児はバスに乗って
八尾支援学へ。ところがその八尾支援学校は、過密化と老朽化で大変なこ
とに。府議会、市議会、東大阪市教育委員会にも、保護者の声が届き「な
んとかしなければ」という気運が高まっています。鳩まめは、支援学校の
新設を訴える
すすめる会を継続取材。事務局長の杉本琢哉さんに新春イン
タビューを申しこみました。みなさんにその内容をご紹介します。 

            index

   御存知ですか緊急課題  ←ジャンプ
   父母中心に共同を   ←ジャンプ
   共同の輪の広がり ←ジャンプ
   支援学校実現に向けて ←ジャンプ
   子どもたちの未来を拓く ←ジャンプ


御存知ですか緊急課題 


東大阪市に知的障がい児の支援学校新設を」と訴える保護者のみなさん


八尾支援学校の通学用バス
 みなさん、この東大阪市に
知的障がい児が通う学校がな
いことを御存知ですか。ほと
んどの方は、「ええっ?」と
絶句されます。街を走るバス
は東大阪市内を走り回ってか
らお隣の八尾市へ。
八尾支援
学校
に1時間以上かけて・・・
 中核市で子どもファースト
をうたう東大阪市でなぜ?!
と、みなさん驚かれます。
 すでに事態はかなり深刻です。八尾支援学校では、児童の
半数は東大阪市在住者が占めていますが、学校は定員をはる
かに超え
、超過密状態になっています。
  
大阪府の学校審議会は、支援学校の適正規模は150人~200人と
    しかし現状は、423人(2025年度)で2倍以上。先生不足、教
    室不足におちいっている

図書室を特別教室に転用 本がない名ばかりの図書室
(大阪の障害児教育をよくする会提供)

50年使用のプレハブ棟 耐用年数はオーバー
トイレがない
(大阪の障害児教育をよくする会提供)


間仕切りで分けた教室 隣の声がつつぬけ
(大阪の障害児教育をよくする会提供)

 しかも、子どもたちが通う
八尾支援学校の老朽化も深刻
です。教室で体育をしなけれ
ばならない現状など、学ぶ権
利を含めて、緊急に解決が求
められる
人権問題となってい
ます。東大阪市に知的障がい
支援学校の新設と八尾支援学
校の改善は緊急の課題です。


街頭で署名を訴える杉本琢哉さん(布施駅前)
 子どもたちのため、この事
態を解決しようと立ちあがっ
ているのが、
東大阪障がい児
教育をよくする会
(よくする会)
(髙
岡忍会長
 
東大阪大学こども学部准教授
 
元教諭の井川百々代さん
保護者、障がい児教育関係者
の尽力で設立されました。

 
 現在その取り組みの中心で奮闘する事務局長の杉本琢哉
さん
に、話を聞かせてもらうことにしました。

 

父母中心共同


署名活動する 事務局長 杉本琢哉さん  鴻池イオン前 
 杉本さんは大阪市内の支援学校の現職の先生です。大阪
市内在住で、妻、1男1女、犬1匹の家族
。障がい児教育にか
かわりはじめたのは、八尾支援学校
で講師を務めたときか
ら。以来一貫して障がい児教育に携わってきました。 

杉本さん 陳情で府庁へ
 東大阪市では肢体不自由児
が学ぶ東大阪支援学校に14
年間勤務。このため、東大阪
や八尾の支援教育のことは熟
知しています。


街頭署名する杉本さん 小阪駅前


 それだけでなく、大障教(大
阪府立障害児学校教職員組合)
の副執行
委員長を務めているため、府
下や全国の様子も視野に入り
ます。
 保護者のみなさんにとって
たいへん心強い存在です。


署名の取り組み  鴻池イオン前
 よくする会は、就学相談や親子の親睦などをおこないな
がら、署名活動
にも積極的に取り組んできました。
  東大阪市に小・中・高一貫の知的障がい支援学校の新設を求める
              

署名の取り組み  鴻池イオン前
 2023年に取り組んだ署
名は、翌年2月の府議会に提
出され、
2万2千筆を超え
した。よくする会は、市民へ
の働きかけとともに、議員や
行政にも働きかけをおこない
ました。これらのコツコツと
した活動の積み重ねが大きな
変化をもたらしました。


共同がり


東大阪市議会 イメージ写真


市議会の意見書 クリック:拡大

 昨年、2025年の3月市
議会で、府知事宛ての
意見書
全会一致で採択されまし
た。よくする会は、画期的な
こととして喜びました。 
 また、東大阪市教育委員会
も独自に、同趣旨の要望書を
府に提出しています。
    
市教委の要望書←クリック
 会派の立場を越え、現状は
放置できないという認識が広
がりを見せています。

東大阪市に小学部・中学部・高等部
の3学部を設置した府立知的障がい支
援学校の新設を求める意見書



すすめる会 第1回結成総会 ユトリート 7月27日


すすめる会 第1回結成総会 開会挨拶
 よくする会では、共同の輪
を一層広げようと、
「保護者
・教職員・市民の会」
を立
ち上げました。
結成総会には
80数名が参加。
3会派にわ
たる府・市議が出席し、新た
なエネルギーを得ることにな
りました。
東大阪市に知的障がい支援学校の新設をすすめる保護者・教
 職員・市民の会」
(略称:支援学校新設をすすめる会)

すすめる会 第1回結成総会 閉会挨拶

 集会では、規約・役員体制
を決め、会長には元教職員の
廣瀬好美さんが就任。すすめ
る会として、
「東大阪の子ど
もに支援学校をプレゼントし
よう」
「環境を整えるのは大
人の役割」
と呼びかけ、20
26年2月までに2万を超え
る署名を集めようと提起しま
した。


すすめる会請願書提出  府庁 9月18日


請願書提出  府庁 9月18日
 支援学校新設をすすめる会
は、よくする会とも連携しな
がら署名や、行政への働きか
けをすすめました。
各会派の
府議・市議へ
も要請の働きか
けをおこないました。先ずは

子どもの実態
保護者の声
知ってもらうことが大事だと
考えたからです。

府議会会派まわり 府庁 11月11日
 この働きかけによって、府
・市の3会派が八尾支援学校
視察をおこないました。
 議員との間に、放置できな
い実態の共通認識ができまし
た。この後、府・市議会では
多くの会派が支援学校につい
ての
質問をおこなっています。
 

署名活動  布施駅前

署名活動

支援学校実現けて


すすめる会 パワーアップ集会  ユトリート 11月16日

パワーアップ集会 府・市議員も多数参加


すすめる会 パワーアップ集会


すすめる会 パワーアップ集会

 支援学校新設すすめる会は
、昨年の11月中旬に、運動
を促進させる
パワーアップ集
をもちました。参加者は8
2名。府議2人・市議は7会
派が参加。支援学校新設の必
要性を再確認し、2万を超え
る署名を集める決意を固め合
いました。


対府交渉  府立福祉情報コミュニケーションセンター  12月10日


対府交渉

 12月には、府全体の支
援教育に関する交渉がもた
れました。杉本さんはすす
める会として、
支援学校の
新設
や、四條畷高等部に通
う東大阪市在住の生徒への
配慮を求めました。杉本さ
んは八面六臂の活躍です。

 
年内の署名集約の作業  東大阪キッズ相談室 12月21日

年内の署名集約の作業


年内の署名集約の作業

年内の署名集約の作業

 昨年の12月21日に、今
年集めた署名の集約をがおこ
なわれました。最終目標は

万を超える
です。期待が高ま
る中、集計作業が進みます。
出た結果は、この時点で2万
を超えました。室内は大いに
沸きました。第10号すすめ
る会ニュースは、年度末達成
2万1.233筆と報じます。


子どもたち未来


署名が2万を超える  東大阪キッズ相談室 12月21日
 杉本さんに、署名活動や議会への働きかけが大きく進
んだ昨年をふり返ってもらい、あわせて今後の抱負を聞
かせてもらいました。

署名活動

 杉本さんは、子どもたちの
ための
一点共同が力を発揮で
きたとふり返ります。しかし
、楽観はしていないといいま
す。
文科省は、2032年度
までに設備基準に満たないも
のの解消、教室不足の解消を
計画しているそうです。


署名の訴え
 この動きに連動して東大阪
市に支援学校の新設を実現す
る為には、
2027年度まで
の予算化を実現
する必要があ
ること。事業着工の目途が立
つか立たないかは、
2026
年度の運動が鍵
になると話し
ます。杉本さんは今年の構想
を練っているようです。
 さて、そんな杉本さんにハードな活動を支える信念を
聞きました。杉本さんは2つあると答えます。その1つ
「どの子も伸びる」という実践からくる確信です。
 2つ目は
「教育は親と先生の共同事業」というもの。
共同を大事にする杉本さんの原点のようです。2つとも
現代の教育の混迷を解く
キーワードのように感じます。

障がい児教育に情熱を注ぐ 杉本琢哉さん
 支援学校の将来について考
えを聞きました。杉本さんは
、支援学校が障がい児教育の
専門性を担保する
センター的
機能
を果たせること。地域の
学校との連携によって、
イン
クルーシブ教育が充実する

どの未来を見すえます。
 最後に、杉本さんは、障がい児が「就学猶予」の措置で
、学校に通えない時代があったとし、親と世論の力でそれ
を乗り越えてきた。その歴史に学びたいと付け加えました。

 杉本さん、取材に協力いただきありがとうございました。
 みなさまの支援学校新設の運動が実を結びますように!


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 取材: 
 楢
編集:楢よしき 校正:葵
  SE:クニヒコ

 

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