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2011年3月21日掲載
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春遠からじ!
生駒西麓に雪が積もりました。雪の山行も楽しみの一つ。立ち寄った枚岡梅林で、赤くふくらんだ蕾を見つけました。春がそこまできていることに気づかされます。
里山に春の訪れを告げるのも、やはり、木々の花です。
太古から日本人は、ピンクや黄色の花色をみると、心がうきうきしてくるもののようです。DNAに春を感じるように刷り込まれているのでしょうか。
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早春から陽春へ
春爛漫という言葉があります。
『爛(らん)』とは、光輝く様子。金色とピンクの取り合わせは、まさにその雰囲気を醸し出します。
『漫(まん)』とは、訓で“すずろう”と読み、そわそわと落ち着かない様子。冬をじっと我慢した分、外でパッと騒ぎたくなる心境でしょうか。花見客で賑わう季節を言い当てています。
家族水入らずで楽しむ光景は、しかし、季節にかかわらず、嬉々として輝いています。
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生き物たちは、盛春を謳歌 |
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冬の寒さを避けて、南下していたハヤブサ科のチョウゲンボウ。緑の草原にいる獲物を、そのするどい目で狙っています。 レースバトの群れは、青空をのびのび滑空しています。生き物たちはこの季節を、今を盛りと活動します。 |
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小太鼓まつりで初夏がくる
5月5日の子どもの日には、河内一之宮枚岡神社の“小太鼓まつり”がおこなわれます。近隣の氏子地域から、小太鼓が宮入奉納のため神社に総結集します。新緑に映える境内に、真っ赤な布団太鼓の群れは壮観の一言。子どもたちや若者たちの熱気で溢れかえります。
この日から、河内平野の春は終わり、初夏が訪れるのです。 |
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第7回枚岡自然と文化写真展の様子
於:東大阪市民美術センター
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写真提供:「枚岡自然と文化愛好会」
国定公園の指定を受ける生駒山麓は、大阪府下では数少ない自然の貴重な地域として広く知られています。府民はもとより、府外からも四季の移り変わりを求めて、登山やハイキング等に訪れます。「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒山の四季と、そこに悠久の昔から鎮まる枚岡神社の神事、行事を写真等をもちいて記録に残し、我々の大切な文化として、次の世代に伝えることを目的としています。
会長 石橋 勇
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