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ふるさと東大阪2011年6月12日掲載





  
 「初夏」と一言でくくるひと月あまりですが、その間にも、いろいろなドラマがあります。生駒西麓枚岡の初夏のようすをカメラで捉えました。
               
※サイズの小さい写真はクリックで拡大します。

平国祭-2
        
         
初夏のはじめ <若葉が萌える>
 
 山麓の枚岡神社では、5月21日に『平国祭
(へいこくさい・くにむけのみまつり)がおこなわれます 。

平国祭ー1
      矛で突くような仕草をする禰宜
 禰宜(ねぎ)(左)は、宮司から受け取った『平国矛(くにむけのほこ)』で、“振り矛の儀”を行います。神武東征伝説にまつわる神事のようです。この地が古代に重要な位置をしめていたことを物語ります。
 緑したたる境内では、巫女さんの白と赤の装束がひときわ鮮やかに映え、まぶしいぐらいです。
梅狩りー1
    初夏のなかば <梅林でのお楽しみ
 枚岡梅林では、例年、6月はじめに氏子青年会主催の『梅実狩(うめのみがり』がおこなわれます。一般の人に、梅の実を採ってもらおうという趣向です。
 たくさんの人々が、梅林にやってきます。緑の濃くなった神奈備(かんなび)の森に、にぎやかな笑い声が響きます。実利と行楽を兼ねてよさそうです。


梅狩りー2
あじさい園
初夏のおわり  <梅雨の妖精>
あじさいの咲く頃ー2  今年は、梅雨入りが少し早かったようです。梅雨の花といえば『紫陽花(あじさい)』ですね。日本原産の額紫陽花(ガクアジサイ)や、これを品種改良した西洋紫陽花(セイヨウアジサイ)など、最近はバラエティーに富んでいます。
 
生駒の山頂近くの、ぬかた園地『アジサイ園』は、知る人ぞ知るの“あじさい天国”です。健脚でない人でも見に行く方法があるんだとか・・・。 もっと手軽に紫陽花を楽しみたい人は、枚岡神社境内から枚岡公園がおすすめです。
茅の輪くぐり
初夏のしめくくり <夏越大祓(なごしのおおはらい)
 ちょうど一年の折り返し点で、この行事が執り行われます。「もう半年が過ぎたの!?」との驚きも感じます。これまでの罪と穢れをおとし、無事に夏を越え、残りの半年が無病息災であることを祈るのです。このとき『茅輪神事(ちのわしんじ)』が行われます。輪をくぐると罪と穢れを祓うことができるといいます。私のときだけ、ピピピと警告音が鳴りそうな気が・・・。

 枚岡では、6月30日のこの行事を境に、初夏に別れを告げ、本格的な夏に向います。
夏越の神事


  東大阪市民美術センターでの写真展
写真提供「枚岡自然と文化愛好会

 
国定公園の指定を受ける生駒山麓は、大阪府下では数少ない自然の貴重な地域として広く知られています。府民はもとより、府外からも四季の移り変わりを求めて、登山やハイキング等に訪れます。「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒山の四季と、そこに悠久の昔から鎮まる枚岡神社の神事、行事を写真等をもちいて記録に残し、我々の大切な文化として、次の世代に伝えることを目的としています。

            会長  石橋 勇



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