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高齢化社会は急速に進んでいます。それにともない高齢者の介護問題、“買い物弱者”、“認知症のお客さん”への対応など、避けられない現実があります。これらの問題を真正面から受け止め、高齢者にやさしい商店街づくりをどのようにすすめるかをテーマにしたシンポジウムが3月15日(水)に開催されました。
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報告者 |
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東大阪の三つの商店会の共催で、東大阪市と東大阪市商店会連合会が後援するもの。イコーラム6階の研修室は、商店街関係者に、介護・福祉関係者、市議会議員、大学関係者、まちづくり等関係団体など30人ほどが参加。熱気溢れる報告・交流会となりました。 |
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報告のトップは瓢箪山まちづくり協議会の岡本定雄さん。東大阪では先駆的な活動です。キューたんステーションを拠点に、地域密着の商店街活性化に取り組んでいます。買い物支援や認知症の人が安心して買い物が出来るよう商店街あげて取り組んでいます。
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2番めの報告は、花園商店会の前田正道さん。商店街の空き店舗を、社会的に要請のある高齢ケア・介護をはじめ地域の人々の居場所づくりに活用。商店街の活性化と地域活性化を統一的に進めます。また、駅前商業団体が結束し、パワーアップをはかっています。
“花園笑店街”の取り組み←クリック
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報告の締めくくりは、空き家ストックバンクプロジェクトの松浦 遼さん。近畿大学建築学科の現役の学生さんです。近大駅前商店街に地域の人々の居場所をつくろうと始まったこのプロジェクト。篤志家や市の支援を受けながら古民家を再生。“あきばこ屋”を完成させました。
近大生の古民家リノベーション←クリック
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報告のあと、参加者一人ひとりが自己紹介を兼ねて意見を述べあいました。現場で活動している方々の切実で貴重な声を聞くことができました。。今回の取り組みの事務局を務めた前田正道さんが意見を寄せてくださいました。それを紹介します |
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既に、地域包括支援センターが商店街の空き店舗等で、認知症カフェや介護予防教室等を協働して行い、近大前商店街では、近くの整骨院さんが介護予防体操を指導し始めている。今日参加された柔道整復師の会(東大阪130人)でもこうした取組みをすすめてゆきたいとの声をもらえた。希望ある流れは動きつつあるように感じる。
商店街の空き店舗等を「居場所」や「活動の場」などに使えれば一層取組みが前進すると思う。行政のきめ細かい支援に期待したい。 |
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高齢化は待ったなしに進んでゆきます。この方々の声を皆さんに、ことに責任ある部署の方々に聞いていただきたいものだと痛感しました。 レポ 楢よしき
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<動画>高齢者に優しい商店街づくりシンポジウム
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