今どうなってるの?!東大阪
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ふるさと東大阪2012年3月20日掲載





 
お参り
          注連縄越しの本殿
お参り
             願いの絵馬
 
 静かで落ち着いた雰囲気の河内一之宮
“枚岡神社”の境内。まわりの森は、府のみどり百選にも選ばれています。神護景雲(じんごけいうん)二年(768年)、平城京の東に春日大社を創建するにあたり、当社の祭神二柱を分祀したことから、元春日社と呼ばれるようになりました。この枚岡神社のある山麓一帯にも、春の訪れが感じられます。

舞楽
        蘭陵王
     春を呼ぶ舞楽奉納

 雅楽のうち、舞を伴うものを「舞楽(ぶがく)と呼びます。平安時代から続いているそうです。舞うさまは、当時の貴族たちのゆったりとした生活ぶりを反映しているようです。枚岡神社では、「枚岡神社雅楽有志会」が、伝統を守るために日々練習し、奉納しています。

 奉納された舞楽は、「蘭陵王(らんりょうおう)です。中国の南北朝時代(6世紀)の北斉に、絶世の美男王がいました。その王が、戦場で相手を威圧するため、恐ろしい面をつけたという故事からきています。遣唐使によって伝えられ、以来、各地の神社で奉納されています。右の舞楽面は、「納曾利(なそり)と思われます。「蘭陵王」の答舞として、雌雄の龍が天に昇る姿を模して舞われます。「双龍舞」ともいわれるようです。


舞楽
       納曾利の面

芝地蔵
              芝地蔵
  山麓のお地蔵さん
 
 右手に錫杖
(しゃくじょう)を持つ地蔵菩薩。人々を救いながら歩く姿です。両脇に、羽根をもつ山伏様の小天狗というめずらしい形式です。お地蔵さんは子どもを守ってくださるという民間信仰があります。お地蔵さんのお堂にも、暖かい日の光が差し込む今日この頃です。

     暗峠に挑む
 
 暗峠(くらがりとうげ)を越える道は、308号線と名のつく、れっきとした国道です。でも、「国道じゃなく、日本一の酷道だ」というドライバーの声も・・・。それになお闘志を燃やすのが若者です。挑戦するにはいい季節を迎えました。この青年は無事に越えていったでしょうか?
挑む
          自転車で挑む

心おどる季節の到来

電車出花見
            麓を登る電車
入学式の朝
             入学式の朝
  
 待ちに待った桜の季節はもうすぐです。麓は、山桜、染井吉野、八重桜などで次々に彩られます。入学式の朝の子どもの
足どりは、軽やかに見えます。
 車窓が突然ピンクに変わったことで、電車の中ではきっと
歓声が上がったことでしょう。

      うれしい春 

 ここにも、春を待ちわびているものがいました。生駒山麓で越冬していた
ニュウナイスズメです。スズメに似ていますが、ほっぺに黒い斑がありません。桜の花をついばんでは、を食べます。満開の桜の花に囲まれ、幸せ一杯の表情に見えます。間もなく、こんな光景があちこちでみられる春となります。
ニュウナイスズメ
     「どこからいただこうか」 入内雀の雄



   枚岡写真クラブ展での石橋さんの写真
        東大阪市民美術センターにて 3/21


写真提供「枚岡自然と文化愛好会

 
国定公園の指定を受ける生駒山麓は、大阪府下では数少ない自然の貴重な地域として広く知られています。
 府民はもとより、府外からも四季の移り変わりを求めて、登山やハイキング等に訪れます。
 「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒山の四季と、そこに悠久の昔から鎮まる枚岡神社の神事、行事を写真等をもちいて記録に残し、我々の大切な文化として、次の世代に伝えることを目的としています。

       
会長  石橋 勇

シリーズ バックナンバー
シリーズ8 山麓にみる人間模様 シリーズ15 晩秋から冬へ
シリーズ7 祈りの象 シリーズ14 絆(きずな)
シリーズ6 祭りの熱気 シリーズ13 初夏の彩り
シリーズ5 山麓の原風景 シリーズ12 里山は冬から春へ
シリーズ4 一帯は花盛り シリーズ11 枚岡の新春神事
シリーズ3 神津嶽  シリーズ10 生駒山の野鳥
シリーズ2 布団太鼓の宮入 シリーズ10上 生駒山の野鳥
シリーズ1 朝の紫陽花  シリーズ9  自然の営み

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