今どうなってるの?!東大阪
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ふるさと東大阪2013年2月21日掲載





                                     写真は、「枚岡自然と文化愛好会」の提供です。
 
                                        ※の付いた写真は、クリックで拡大します。


華やぐ神津嶽

                                       本宮参拝 Ⅰ
 もし、あなたが奥山で、この一団と出会ったら・・・。私なら、驚きと感激で胸いっぱいになることでしょう。結構急な神津嶽(かみつだけ)の山道を、本宮参拝の登山です。枚岡神社の巫女体験の一環で、先達は健脚で知られる中東宮司。あたりに凛とした霊気が張りつめるなか、山中には一足先に花が咲いたようです。まもなく春、を予感させます。
       本宮参拝 Ⅱ 


ひと雨ごとの春

                         春を呼ぶ雨


                  いちば~ん 
 平地では、2月に入ると梅の花がちらほら。高台の枚岡梅林は、平地より少し遅れます。大理石のテーブルが雨にぬれて鏡になっています。こんな光景も、あとすこし。ひと雨降るごとに春はやってきます。春が近づくにつれ、人の心も解き放たれてゆくでしょう。


サクラ咲いたら

                                桜並木 Ⅱ
 普段、何気なく通る並木道ですが、桜が咲いたら別世界。新一年生が、花のアーチで迎えられる光景を連想しました。晴れがましそうに歩く姿は、可愛くも希望に満ちています。
 ひるがえって、長年、厳しさに耐えて春を迎える私たちも、胸をはって満開の
桜並木を歩きましょう。桜の花は、私たちを深く包み込んでくれることでしょう。

        桜並木 Ⅰ 


小太鼓祭りは若葉の季節

                            新緑
 桜の花が終わると同時に、新緑の季節が訪れます。緑に映える布団太鼓の朱が鮮やかです。枚岡神社では、若葉にちなみ、子どもや青年団が中心の小太鼓祭りが盛大に行われます。この時期、子どもたちにとっては、「花より太鼓」かもしれません。
春のおわりを飾る

                        お神楽奏上 Ⅱ


              お神楽奏上 Ⅰ       
 春が終わりを告げるころ、枚岡神社で行われるのが平国祭(へいこくさい)。武具をもって舞う巫女の姿が見られます。たおやかな雰囲気に似つかわしくない取り合わせですが、神武東征の伝承にまつわる神事ということで納得。枚岡の杜は、日毎に緑が深くなってゆきます。



   
   
 「枚岡自然と文化写真展」会場にて
     若い人たちと語り合う石橋会長


写真提供「枚岡自然と文化愛好会

 
国定公園の指定を受ける生駒山麓は、大阪府下では数少ない自然の貴重な地域として広く知られています。
 府民はもとより、府外からも四季の移り変わりを求めて、登山やハイキング等に訪れます。
 「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒山の四季と、そこに悠久の昔から鎮まる枚岡神社の神事、行事を写真等をもちいて記録に残し、我々の大切な文化として、次の世代に伝えることを目的としています。

       
会長  石橋 勇

シリーズ バックナンバー
シリーズ10上 生駒山の野鳥 シリーズ19 笑門来福
シリーズ9 自然の営み シリーズ18 豊穣を祈る
シリーズ8 山麓にみる人間模様 シリーズ17 夏越の季節へ
シリーズ7 祈りの象 シリーズ16 山麓に春
シリーズ6 祭りの熱気 シリーズ15 晩秋から冬へ
シリーズ5 山麓の原風景 シリーズ14 絆(きずな)
シリーズ4 一帯は花盛り シリーズ13 初夏の彩り
シリーズ3 神津嶽  シリーズ12 里山は冬から春へ
シリーズ2 布団太鼓の宮入 シリーズ11 枚岡の新春神事
シリーズ1 朝の紫陽花  シリーズ10下 生駒山の野鳥

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